3G's Touring Photo Album

GW 九州ツーリング

1日目 東京から神戸へ 神戸港からカーフェリーで宮崎へ(船中泊)

2018/4/28(土)

【走行ルート】

  東名道・港北PA(イダテン、キャメラ集合)
 →新東名道・駿河湾沼津SA(ヒロイノ合流)
      浜松SA
 →豊田東JCT・伊勢湾道
      刈谷SA(イダテン離脱)
 →四日市JCT-東名阪道
      御在所SA(昼食)
 →関JCT-名阪国道
      道の駅 針テラス
 →西名阪道
 →三宅IC→R43
 →神戸港  宮崎カーフェリーで宮崎で


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 写真をクリックすると拡大されます photo : ヒロイノ&キャメラ  report : ヒロイノ

 自分とイダテンには毎年恒例となっている2011年から始まったGWのロングツーリング。だいたい毎年東北とそれ以外を交互に走りに行ってるが、今年はついに九州へ! 九州ツーリングは2年前に計画して往き帰りのフェリーや宿の予約までしていたが、直前に熊本での大地震が発生してしまいやむなく断念。(その年は東北へ)が、阿蘇周辺の道路も一通り修復が済んだようだし、地震も落ち着いたようなので、今年はついに九州ツーを決行! キャメラもフル参加するとのことで3台での九州ツーリングが決定。

港北PA
港北PAにイダテンとキャメラが集合

 初日の4/28(土)は晴れ。この先、GW前半はしばらくいい天気が続く予報。幸先のいい出足。ヒロイノは海老名の単身赴任先からの出発。海老名ICからだと海老名SAには寄れないのでイダテンとキャメラとは7時に駿河湾沼津SAで集合となっている。(イダテンとキャメラは5:45に港北PA集合して6時には出発しているはず) 6時5分くらいに海老名ICから東名に乗ったがいきなり渋滞。さすがに大型連休GWの初日だなと思ったら故障車が秦野中井IC手前にいるらしい。

港駿河湾沼津SA
駿河湾沼津SAで全員揃った

構わずすり抜けしてその渋滞を抜けるとあとはこれと言った混雑もなく新東名の駿河湾沼津SAまでは順調に走行し6:40に到着。もしかしたら2台が先に到着してるかなと思ったが、到着してないようなのでSAで朝食(桜エビかき揚げそば)。朝食を終えると2台が到着しており、イダテンのW650、キャメラのモンスターEVO1100、自分のMT-07の3台が揃った。今回は先頭イダテン、2番手キャメラ、ヒロイノしんがりという布陣。

 今日は夕方5時半くらいに神戸のフェリーターミナルに着けば良い。道のりで約500kmに対して、10時間以上もあったので、この時点ではかなり時間には余裕があったのだが・・・。神戸までのルートは新東名をひたすら走って、伊勢湾岸自動車道>東名阪自動車道>名阪国道>神戸という予定。

港浜松SA 港浜松SA 港浜松SA
浜松SAで給油休憩

青空をバックにいい感じで残雪を被った素晴らしい富士山を見ながら快調に新東名を走り浜松SAで給油休憩し伊勢湾自動車道へ。が伊勢湾岸自動車に入った豊田JCT辺りで突然先頭を走るW650に異変が・・・。少しスローダウンしたと思ったらイダテンがWのエンジンの辺りをキョロキョロ覗き込み始めた。そうしているうちにWから「パン! パン!!」とマフラーから黒煙を吐きながら大きな音でバックファイヤーが!

W650エンジンストップ
路肩に停車、キックをするが
JAF登場
JAF到着する
刈谷PA
刈谷PAで待つ

何か起きてるなとは思ったが停止まではせずに走り続けるが、やはり時折、パン!とバックファイヤーを出しながらの走行。 が、それも2kmと長続きせずにスローダウンし、ついにWともども路肩で停止。ちょうど豊田南ICを過ぎたところ。
 メインスイッチは入るがセルが全く回らない。Wにはキックが付いてるのでイダテンがキックで頑張るがエンジンが掛からない。時折チョロッとエンジンが回るがすぐにエンスト。電装系のトラブルっぽい。 そうこうしてるうちに一度エンジンが掛かったので再度走り始めたが、結局数100m走ってエンスト。どうしようもない感じである。キックで疲れたイダテンも観念してJAFに連絡。40分ほどで来るらしい。そして待つこと30分強でJAFが到着。路肩では作業ができないとのことで、とりあえず2kmほど先にある刈谷PAに運ぶことになった。刈谷でもまた10数分待つことになったが、結局のところJAFでは修理ができないので、近くのバイク屋に運ぶことになり、ひとまずはここでイダテンのツーリング脱落が決定。イダテンの分はフェリーのキャンセルもして、キャメラと2台で神戸へ向かうことになった。イダテンにはいい加減マジで故障の不安のないツーリングバイクを買って欲しいところである。本人が一番そう思ってくれることを祈るばかりであった。初日の半分走ったところでいきなり2台に減ってしまったが、まあまだツーリングは始まったばかりなので、坦々とキャメラと共にバイクを走らせる。東名阪自動車道との合流後に何kmか渋滞があってすり抜けをしなくてはならなかったが、あとはほぼ順調に走れた。


ヒロイノ 鶏かつ丼手羽唐セット
ヒロイノ(53にはとても見えない)は鶏かつ丼手羽唐セット
キャメラ ざるきしめん・ヒレカツ定食
キャメラ(63相応)はざるきしめん・ヒレカツ定食
ルート検討 ルート検討
針テラス 先導のイダテンいなくなりまずは神戸カーフェリーまでのルート検討

 御在所SAで昼食、名阪国道の道の駅針テラスで休憩し、時間的にも大丈夫そうだったので、大阪から神戸への市街地は高速を使わずに下道を走った。下道は思ったよりも流れが悪かったが16時半に神戸三宮フェリーターミナルに到着。

神戸カーフェリー
フェリーをバックに(合成)
バイクもまだそんなに多くない
着いた時はこんな感じ
神戸カーフェリー
フェリーをバックに(直撮り)
乗船間近のヒロイノ
乗船間近のヒロイノ
神戸カーフェリー全景
神戸カーフェリー全景
乗船間近のキャメラ
乗船間近のキャメラ

 フェリーの予約はしてあったが発券手続き、車検証の確認(バイクの場合は排気量を確認)差額の支払いなどで30分掛かり、さらに乗船開始まで30分ほど待った。


4/28 乗船券
4/28 乗船券
駐車デッキ 駐車デッキ
バイクの固定はハンドルだけですごく簡単でした
二等室
二等室 一人の幅60cm
フェリー甲板にて フェリー甲板にて
フェリー甲板にて (左は合成)
上船待ちバイク
上船はまだまだ続いていた

 そしていよいよバイクで乗船。17:45くらい。予約が満杯で船室は一番下の2等。3階にある2等船室は普段は雑魚寝で自由に場所を使えるが、GWで混んでるので場所が決められており、一人分が幅60cmのところに押し込められる。それはキツいので船内のカウンターでアップグレードを申し込むが、乗船が完了して出航すると空きが確定するので、もし空きが出れば名前をお呼びしますとのこと。出航までは1時間ちょいあったので、まずは船内の展望風呂に入ることにした。というか「展望風呂が利用できます」との船内のアナウンスがあり、早速行ってみた。4階にある展望風呂は普通の温泉の浴場とまったく同じ感じで、船内にこんなしっかりした風呂があるのか?!と感心しきり。我々は入らなかったがサウナまであった。風呂で初日の疲れを流して、さっそく缶ビールを買って飲んだがいやー旨かった。

夕食はバイキング
夕食 手前はヒロイノ、奥はキャメラ

フェリーに慣れた通な人たちは乗船前に弁当やらお酒やら飲み食いするモノを買いこんであるようで、あちこちで夕食が始まっていたが、我々は何も買い込んでなかったので、船内の食堂でディナーブッフェ(¥1500)にした。船内の食事や飲み物などはぼったくり価格かと思っていたのだが、食堂は多少狭いモノの、ビュッフェ(バイキング)の種類や質は悪くはなく1500円に十分見合った内容で、缶ビールを飲みながら気持ち良く楽しめた。(缶ビールもスーパードライの500ml缶が320円なので全然高くない)

二等寝台室 二等寝台
二等寝台は二段ベットで個人スペースを確保、充電できる

 食事も終わりかけたころ、船内アナウンスで自分の名前が呼ばれ、カウンターに行くと2等寝台の空きが出たとのこと! 2等寝台は2段ベッドが4つ入った8名定員の個室。ベッドの幅も90cmくらいあり、カーテン閉めればプライバシーも守られる空間になって1750円の差額なら断然 2等寝台がいい。荷物を2等船室から2等寝台に移し、元の2等船室のスペースはそのまま我々のスペースとしても使えるので、そこでキャメラと2次会♪ ルートプランナーのイダテンが不在なので翌日のルート検討などしつつ、22時で消灯となったのでお開き。
 その間にイダテンからLINEが入っており、なんと福岡在住のバイク仲間がセローを貸してくれることになったとかで、ツーリングの荷物を両手に抱えて名古屋から博多まで新幹線に乗って移動したとのこと。翌日2日目の竹田市の宿で再合流できるというミラクル復活!(笑)
 初日から(イダテンだけ)なかなか波乱の展開でしたが、翌日以降はさてどうなることやら♪(^^;
 初日の走行:572km(ふじみ野起算)

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