3G's Touring Photo Album

GW 九州ツーリング

5日目 雨の一日、こんな日は無理せず静かに

2018/5/2(水)

【走行ルート】

【イダテン キャンプ設営地】
 ふれあいの森公園

【ヒロイノ・キャメラルート】
 菊池観光ホテル・R387
 →K53→菊池グリーンロード
 →R325→菊池グリーンロード
 →K329→R387
     道の駅 せせらぎ郷かみつえ
 →R212→そば街道・吾亦紅(昼食)
 →R212→K149
 →K23→R57
 →K298→K299
 →R325・ペンション根子岳山想


右上の□クリックすると拡大地図が開きます

 写真をクリックすると拡大されます photo : キャメラ&イダテン  report : イダテン

キャメラは朝食
キャメラは朝食パン派
ヒロイノの朝食 ヒロイノの朝食
イダテンヒロイノはご飯派です

 朝起きても雨は止まず。朝風呂も露天には入れず内湯で。朝食も早く食べても仕方ないのでゆっくりと。それにしてもバイキングなのだが、どう見ても宿泊者以上の食べ物が並んでいるように見える、大丈夫なのか?しぼりたての人参ジュースが美味しかった。

ホテル前イダテン
本日はイダテン単独です

 さて、本日はイダテン単独、キャメラ、ヒロイノは二人での行動となりました。イダテンとしては、はなから今日はキャンプの予定。しかも重たいキャンプ道具を壊れたバイクにあえて置いてこなかったのだからテン泊しないとね。2人は今日の宿に電話して、早目のチェックインインオッケーか確認すると、大丈夫との事。まっすぐ宿に行くのもつまらないので、小国の蕎麦屋に寄る予定となった。
 イダテンは本来その宿の近くのキャンプ場にする予定だったが、雨天走行も修行だし、タイヤも丸坊主なので、同行は断念。菊地温泉からわずか15キロの肥後大津の無料キャンプ場に決定。

雨漏りテント
中央にあるのが雨漏りテント

 チェックアウト後、それぞれ雨天の中、走り出す。あっという間に到着。キャンプ場は比較的街中、近くにイオンも、スーパー銭湯もありちょうど良い。無料とはいえ、運営は市町村らしいので受付が必要でした。こんな雨の中キャンプするんですか?みたいな怪訝な態度をとられたが、『えぇ寝るだけですが』と対向。キャンプ場は芝生もふかふかでいいロケーションでしたね。カッパをきたまま設営。のんびりコンビニで買った昼飯を食す。あとは暇つぶし。問題は電池ですかね、暇過ぎてタブレット使いすぎないように。無線がFMラジオ聞けるのでつけっ放しにしていました。雨が一時的に強くなりました。予報通りです。すると雨漏りが!何年使ったか分からない安テント、フライのシームが痛んでいたようです。インナーの天部分はメッシュになっているので、内部に入って来てしまいました。何とかタオルでしのぐ。風も強くなるとの事でしたが、そうでもなかったのは運が良かった。イオンで夕飯を食べ、風呂に入って寝るだけ。まあ雨天に走らないでいいのも余裕を持った日程、ルートにしておいたのが功奏でしたね。

一方二人は阿蘇一番人気の蕎麦処へ

 写真をクリックすると拡大されます photo : ヒロイノ&キャメラ  report : ヒロイノ

雨降り
ホテルの部屋から、雨止まず

 九州ツーは5日目にして本格的な雨。昨夕から降り出した雨がずーっと降り続いている。予報でも今日いっぱいは雨予報なので回避するすべはない。今晩の宿はまた阿蘇に戻って根子岳麓のペンションに泊まらなければならず、レイン走行は不可避。ちなみに今晩ペンションの予約をしてあるのはキャメラとヒロイノの2人だけ。イダテンは宿泊費を節約すべくペンションの予約はせずにキャンプ泊予定。選りに選って雨の日にキャンプ泊の日がバッティングした訳だが、イダテンは日和ることもなく予定通りキャンプ泊するとのこと。

ホテル記念写真
ホテル前の記念撮影
ホテル駐車場
ホテルの屋内駐車場

 10時のチェックアウト時間ギリギリまでホテル過ごし、3人でホテル前で記念写真を撮ってキャメラと2台でホテル出発。レイン走行は確定なので、基本的には根子岳のペンションに移動するだけなのだが、さすがにそれだけではつまらな過ぎるので、菊池観光ホテルからK53をちょっと熊本方面へ走ってから菊池グリーンロードなる広域農道を走りR387で北上>小国そば街道で昼食>R212>R57>R325でペンションへ行く予定。

道の駅かみつえ
道の駅かみつえ、雨は絶好調

 ガッツリ雨が降る中ホテルを出発。菊池の街中でガス補給し菊池グリーンロードへ。ドライなら楽しかったのだろうが、所詮はレイン走行。安全速度で坦々と走るのみ。雨が強くなったり弱まったりしながら、R387 に出て北上、1時間半走ったところで「道の駅かみつえ」で小休憩。
 さらにR387を進み、小国でR212へ右折。数キロ進むと今日の昼食処に予定している「吾亦紅(ワレモコウ)」というそば屋がある「小国そば街道」なる案内板が現れる。

吾亦紅駐車場 吾亦紅入り口
吾亦紅とはバラ科の多年草で阿蘇久住の草原に咲いてるらしい
吾亦紅あか牛南蛮そば 吾亦紅ヒロイノ
毎日限定の「あか牛南蛮そば」1650円也、旨し

そば街道に左折して間もなく吾亦紅を含むそば屋数軒があり、12時ちょい前にそば屋吾亦紅に到着。まだ昼前だからなのかGW期間中とはいえ平日だからか、はたまた雨の影響もあるのか、まだ客は少なかった。今日の楽しみはこのそば屋くらいなので、2人とも限定品の「あか牛南蛮そば」(1650円)を注文。あか牛のランプ肉を焼いてから自家製タレで煮込んだ牛肉がたくさん入ったつけ汁、そばの実を柔らかく煮込んでおかゆっぽくした感じの「そばがゆ」、その他小鉢が付いて、量はそれほどでもなかったが、そば自体もコシがあって、あか牛の旨さと相まって、とっても美味しゅうございました♪♪ 1650円という値段も納得の美味しさでした。
 その後もそば街道をそのまま南下したが、道沿いに趣のあるそば屋が何軒もあり、阿蘇に長期滞在して連日のそば屋ハシゴをしたいと思った。R212に抜けてあとはひたすらペンションに向けてのレイン走行。大観峰近くの絶景エリアも雨と濃霧で眺望は全くのゼロ。残念ではあるが、まあ9日間の日程で雨の日があるのはやむなし。途中、熊本地震で崩壊した阿蘇大橋(まだ未復旧)の付近を走行したが、地震をもたらした断層付近には、まだあちこちにその爪痕が残っており、地震の規模の大きさを改めて感じさせた。そして早めだが2時半にはペンション根子岳山想に到着。

ペンション全景 ペンション車庫
ペンション根子岳山想、車庫をお開けていただきました
ペンション充電 ペンション一杯
まずは充電、まずは一杯。濡れたヘルメットはファンヒーター

 宿の受付をすると、経営者のおばちゃんが雨だからと、マイカーを屋根付き駐車場から出してバイク2台を入れてくれた。さらには雨でビショビショのレインウェア一式をバルコニーで乾かすのを手伝ってくれたりと親切至極。泊まる部屋はペンションらしからぬ和室の広間。しかも二間続きで超広い。どうやら普段使っていない部屋を翌日からのGW連休のために空けたらしく、そこを宛がってもらえた模様。標高が600mを超えているため朝晩は気温も下がるようでコタツにファンヒーターもあり、それが暖房としてではなく乾燥機として大いに役立った。なんせ丸一日かなりの雨の中を走行したので、ウェアやグローブだけでなく、ヘルメット内側のパッド類もビショビショ。珍しく首筋やウェアのあちこちからも滲みだした雨で、下着までかなり濡れていた。それらをファンヒーターの前に置いておいたら、朝までにはしっかり乾いていた♪

ペンション乾杯
今日も乾杯!
ペンション夕餉
量より質です
ペンション牛ステーキ
牛ステーキ、旨かった
ペンション食後の一時
食後にくつろぐヒロイノでした

 風呂にゆっくり浸かって、ビール飲んで、いざ夕食!馬刺しやナス田楽チーズのせ、など美味しいメニューだったが、絶品だったのが牛ステーキ! 分厚い九州産牛のサーロイン(たぶん)が登場!! 柔らかくてとってもジューシー♪♪ 1泊7200円でこの料理はコスパ最高!!その裏でイオンの半額になった弁当を雨中のテントで食べているイダテンを思うと、ホント泣けてきた(と思う)。(^^; 肉たっぷりの夕食を堪能した後も、部屋に戻って2人で2次会。連日、美味しい肉とお酒をたんまり飲み食いして、ホント楽しくて幸せなツーリングである♪♪
 5日目の走行:133km 通算1510km

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