3G's Touring Photo Album

新緑ツーリング

秋山郷 切明温泉一泊ツーリング

2022/6/4-5(土・日)

【参加メンバー】
 ジュニア、ヒロイノ、よっちゃん、テルリン、ササ、キャメラ

【走行ルート】

1日目

高坂SA(集合)-関越道-渋川伊香保IC
→R17→K35→R353(上信道)→K35
→K240→R353→K55→R292→ベルツ通り
→R292→K471→K502→一般林道→R403
→K354→K38→グリーンピース(昼食)
→K353→R117→K353→K408→K116
→K95→関川流域広域農道→東頸城広域農道
→R253→R353→K49→R117→R405
→東秋山林道→R405→一般林道→切明温泉(宿泊)

2日目 

切明リバーサイドハウス→雑魚川林道
→K502→一般林道→R403→K97→K504
→K360→K36→K31→道の駅小川・味菜
→K36→R19→K12(アルプス展望道路)
→R403→K12→R143→K12→K177
→R254→K82→千曲ビューライン
→佐久北IC-上信越道→関越道-高坂SA(解散)


地図右上の□で拡大地図が開きます
地図左上の□から予定ルートを表示できます

1日目 6月4日(土) 晴れ

写真をクリックすると拡大します。   report : キャメラ

 今年の新緑ツーリングはササがツーリングリーダーとなって企画から手配、先導をやってくれることになった。予定ルート(案)を作ってくれたのでモンスターの給油場所を検討した。モンスターはタンクが小さい為、航続距離が200〜250kmと短い。車が少なく走りを楽しめるルートとなるとガソリンスタンドが少ないので事前に給油場所を探しておく。自宅からのルートを引き直しいて距離を出しているがルート案がなかなか濃い。往路が398kmで内高速道が105kmなので一般道が293km、このくらいは何とかなるが復路が531kmで内高速道126kmで一般道が405kmはキツイ。過去にもっと長い走行距離はあったが高速道の割合が多く、一般道は短い。一般道が400km超えはキャメラにはキツそうで帰宅時刻も遅くなりそうだったのでキャメラだけショートカットさせてもらって448km、内高速道126km一般道276kmにすることにした。往路より距離は長いが一般道が短いので全体としては往路と同じくらいだ。

高坂SA集合1 高坂SA集合2
高坂SA 出発前

 1週間前の天気予報では曇り雨の予報だったがだんだん良くなって初日は良い天気で雨は大丈夫の様だ。集合場所の高坂SAに7時10分過ぎに到着、バイクが多い。メンバーは見えないがよっちゃんのGSがあったので近くに止めてメンバーを探すが見当たらない。と黄色のVストロームのヒロイノが到着、その視線の方向にササとよっちゃんがいた。ジュニアとテルリンは朝食を食べていたらしく間も無く現れた。全員が揃った。
 キャメラの買ったばかりのインカムSENA30Kをセットして通信テストをしてもらう。ハッキリと良く聞こえた。これで出発準備完了。7時50分にササの先導で出発した。

ファミマ中之条1 ファミマ中之条2 ファミマ中之条3
ファミリーマート 中之条伊勢町下店

 関越道を渋川伊香保ICで降りて上信道の無料区間を走って中之条でモンスターの給油がてら近くファミマで休憩する。

見晴台1 見晴台2
見晴台3 見晴台4
見晴台5 見晴台6 見晴台7 見晴台8
志賀草津道路 見晴台にて

 中之条から日本ロマチック街道(K55)で暮坂峠を超えてR292に、この辺りで「六合」の文字が目に付く、「ろくごう」と読んでいたが「くに」と読むとヒロイノが教えてくれた。確かに「KUNI」と表示されていた。草津の市街を回り込む様に避けて草津白根道路(R292)を進む。
 殺生河原を過ぎて見晴台で止まって写真を撮った。青い空に浮かぶ白い雲、高度が上がり植生限界を超えた特有の大展望が広がり、残雪とギリギリの若葉が初々しい。久しぶりの気持ちの良い草津志賀道路だ。
 更に進んで渋峠手前の展望が良い中央分水嶺でまたバイクを止めて写真を撮った。

中央分水嶺1 中央分水嶺2 
キャメラのカメラで
中央分水嶺3 中央分水嶺4
ヒロイノのスマホで
中央分水嶺5 中央分水嶺6 中央分水嶺7 中央分水嶺8 中央分水嶺9
志賀草津道路 渋峠近く中央分水嶺にて

 志賀草津道路を楽しんで志賀高原からK471>K502の奥志賀林道に入る。順調に進んでいたら野沢温泉に抜けるカヤノ平ゲートが通行止になっていた。奥志賀林道周りの冬季封鎖はほぼ5月末に解除

カヤノ平1 カヤノ平2
カヤノ平3 カヤノ平4
標高1500m ブナの原生林が広がるカヤノ平

になっていたがこのカヤノ平ゲートからやまびこゲレンデゲートの区間だけが6月10日まで冬季封鎖だった。仕方なくルート変更奥志賀林道は諦めて迂回して昼食予定の野沢温泉に向かう。
 間も無く山中に高原が広がった。草原とブナの若葉の緑が美しい、カヤノ平だ。ちょっと現実逃避できそうな空間だ。キャンプ場もありテントも張っていた。キャンブ場受付のある案内所でバイクを止めて暫し休憩をとった。

グリーンピース1 グリーンピース2
ササがチョイスしてくれた野沢温泉の入り口にあったグリーンピース
グリーンピース3
サービスメニューは2品
グリーンピース4
人気のハンバーグ
グリーンピース5
テルリンのポークステーク
グリーンピース6 グリーンピース7 グリーンピース8
美味しくいただきました。

 カヤノ平を後にして進むと山道の下に入る。クネクネ下り道が延々続く、クネクネ曲がるのでよそ見もできない。どっちしても山の中で景色は見えない。人家が見えた時はホッとした。予定では明日またこの道を走るとのこと・・トホホ。R403に出てK38で昼食予定の野沢温泉にある手作り料理の店グリーンピースに向かう。
 12時半にグリーンピースに到着、空いていたのですんなり入れた。サービスメニューはポークソテーかハンバーグのライスとサラダ付きだ。テルリンはメニューからポークステーキをチョイス、ジュニアはサービスメニューからポークソテー、残りメンバーはハンバーグにした。

関田峠1 関田峠2
展望は良かったが陽が高く遠望はダメだった。
関田峠3 関田峠4 関田峠5 関田峠6

 食事を終えてすぐ近くのENEOSで給油して午後の部をスタート、関田峠に向かう。関田峠はマップルに「日本海に浮かぶ佐渡や能登半島が遠望できる」とあるが3G'sのツーリングでも何回か通っているが見たことがない。
 2時前に関田峠を超えたところにある光ヶ原高原センターに到着。まあまあの展望だが日本海までは見えなかった。やはり朝早く空気が澄んでいる時でないと佐渡を見るのは難しいのだろう。

 関田峠を下ってから関川流域広域農道から東頸城広域農道を継いで走っていたら通行止、脇が通れたので進んだが道路が沈下して断絶していた。仕方なくUターンして細ーい迂回路で回避した。

ほくほく街道3
ほくほく街道沿いで休憩
ほくほく街道1
公衆トイレがあるのだが・・
ほくほく街道2
自然の中で・・気分爽快

 ほくほく街道R253に出て儀明峠トンネルを抜けたところの公衆トイレがある駐車場で小休止した。この辺はコンビニは無く休憩場所がない。

津南1 津南2
セブン-イレブン 津南町正面店

 R253からR353に繋いで走りR117に出て津南のJAで給油してコンビニで夜の部屋飲みの飲み物とつまみを買い出ししてR405で今日の宿、秋山郷最奥の切明温泉へ向かった。途中道路改良工事があって東秋山林道でまた迂回した。

宿風呂1 宿風呂2
今回の宿、秋山郷・信州秘湯の宿 切明リバーサイドハウス
宿風呂3
内風呂
宿風呂4
風呂の傍を流れる中津川
宿風呂5
露天風呂 薬師の湯入り口
宿風呂6 宿風呂7 宿風呂8
露天風呂でゆっくりとツーリングの疲れをとりました

 夕刻4時40分に宿の切明リバーサイドハウスに到着した。宿は中津川の直ぐ傍に建っているのだが残念ながら部屋からは川が見えない。部屋に入ってグイッとアサヒ生ジョキ缶を空けてから風呂に入った。内風呂で体を洗ってから川の傍にある露天風呂へ、露天風呂に行くには一旦内風呂を出なければならない。裸で行っては行ってはいけなと注意書きがあったが皆さんそのまま露天風呂へ。露天風呂にゆったり浸かって疲れをとった。旅館の案内では中津川の河原から温泉が湧き出しているのでスコップで川底を掘って自分だけの野天風呂をお楽しめるとのこと。

夕食1 夕食2 夕食3 夕食4

 夕食は6時から、岩魚の塩焼き、馬刺し、平家そばにふきのとうの和え物、こごみの和え物、野沢菜辛子炒め・・と山の幸を堪能できた。

夕食18 夕食5 夕食6 夕食7 夕食8 夕食9 夕食10 夕食11 夕食12 夕食13 夕食14 夕食15 夕食16 夕食17
土産1
お土産売り場
土産2
鳴くカエル
土産3
オートバイの民芸品とは珍しいね
二次会2 二次会3 二次会4 二次会1
1部屋2人、若いよっちゃんとササの部屋で飲み会。目が開いている時に写真を撮った

 食事の後部屋に戻る途中でお土産売り場へ、咥えている棒で背中の突起をこするとカエルの鳴き声に聞こえる鳴くカエル。木と蔓で作ったオートバイ。他にもユニークなお土産を売っていた。
 部屋に戻ってバイク談義etcで楽しい時間を過ごした。ササ、ジュニア、テルリンは9時過ぎに夢の中へ、残り3人は11時過ぎまで駄弁って就寝した。

2日目 6月5日(日) 晴れ

写真をクリックすると拡大します。   report : キャメラ

朝1
Google Earthで確認
朝2 朝3 朝4
中津川サイドに切明リバーサイドハウスがある。今日は赤い橋を渡って行く
朝5
喫煙室
朝6 朝7
喫煙室から外のデッキに出ると中津川を見ることができる
朝8
朝食

 2日目も秋山郷の天気は良いが向かう諏訪方面の午後の天気が心配、東京は夕方から雨が降りそうだ。太平洋側から早く天気が崩れて行くようなので諏訪からルート変更する案も出ている。キャメラは諏訪から中央道で帰る予定なのであまり関係はないが。昼に雨雲をチェックして決めるようだ。
 まずは朝飯を頂く。朝食は7時半から、山のものの小鉢が多いが鮭、納豆、焼き海苔、卵(焼き)はちゃんとあった。焼き海苔は切明リバーサイドハウスのオリジナル包装だった。

朝9
恒例 宿前で出発前の記念写真

 8時半に宿前に準備完了して宿の看板のある場所にバイクを並べて写真を撮って8時40分に出発。川沿いの宿から回り込んで上の道路に上がって下から見えていた橋を渡って2日目をスタートした。直ぐに雑魚川林道に入って十数キロ走ると昨日走ったK502奥志賀林道に合流、昨日と同じルートでカヤノ平を通過してまた延々続くクネクネ下り坂を下りた。あまり走りたくない道だが他にルートがないので仕方ない。R403に出てしばらく昨日のルートをなぞって走り木島平からK97に入り斑尾高原への上りを快走した。

野尻湖1
野尻湖 遊覧船乗り場前
野尻湖2
後ろの山は妙高山か
トイレ休憩1 トイレ休憩2
トイレの駐車場から北アルプスがクッキリ展望できた
トイレ休憩3 トイレ休憩4 トイレ休憩5 トイレ休憩6

 K97>K504と走り、10時過ぎに野尻湖に出て休憩した。30分近く休んで次へ、K36で戸隠高原を抜けて戸隠神社にそば屋さんは通り過ぎそのままK36を進む。とジュニアからトイレタイムのコールがあった。なかなかそれに適した場所が無くて暫く進むとトイレがあった。更衣室が併設されていたので施設のトイレの様だ。隣に暫く使われていないテニスコートがあった。星と緑のロマン館の施設か?。トイレがあったのにジュニアがトイレに行った様子は無い。また自然の中で済ました様だ。多分これで3回目かな。
 用を済まして遠くを見ると北アルプスがくっきり見えた。このK36は北アルプスを展望するには良いルートの様だ。

味菜1
道の駅おがわ 味菜
味菜2
味菜3
味菜4
ヒロイノのさば味噌煮定食
味菜5
テルリンの三色セット
味菜6
キャメラのくるみそば大盛り

 そのまま進んで11時40分過ぎに道の駅おがわに到着した。ここの食事処 味菜で昼食をとる。蕎麦がありそれも手打ちときた、久しぶりに手打ち蕎麦を頂くことにした。貼り出しメニューにくるみ汁があったので決めた。蕎麦もまあまあの出来だったがくるみ汁が美味かった。秩父のくるみ蕎麦より美味かった。皆さんはミニ蕎麦が付いたセットものにしていた。蕎麦が食べられないササはトンカツ定食を食べていた。気になる天気は太平洋側が3時過ぎから東京は5時過ぎから危なそうだ。さてどうするか。

アルプス1 アルプス2
この後天気が崩れるとは思えない良い天気だ、アルプスも良く見える

 K36からR19を経由してK12(アルプス展望道路)に入る。北アルプスを見ながら走れるワインディングルートだ。天気も良く北アルプスが綺麗に見れる。途中道路脇にバイクを止めて北アルプスをバックに写真を撮った。

7-11丸子和子店
セブン-イレブン 丸子和子店

 K12がR403と交わる麻績のJAのスタンドで給油してさらにK12を南下して美ヶ原高原・ビーナスラインを目指す。美ヶ原高原に行くにはそのまま南下できれば良いのだがK12からR254で東に進みK62で西に戻って大きく回り込まなけれならない。R254からK62に入る手前のコンビニで休憩をとった。時刻は2時半、最も暑い時間帯だ。アイスクリームで暑さを凌ぐ。ここでヒロイノとササが後のコースを話していて時間も押しているので大きく転換してこのまま上信越道から帰ることになった。もともとキャメラは帰りが遅くなりそうだったので予定ルートをショートカットして諏訪から早めに高速道で帰る予定にしていた。このまま帰路につけばはもっと早めに帰れるし雨も大丈夫そうだ。それにK62から美ヶ原高原に上るデコボコの悪路を走らなくて済む。

高坂SA解散1 高坂SA解散2
高坂SA解散3 高坂SA解散4 高坂SA解散5 高坂SA解散6
高坂SAに戻ってきた

 2時40分、ヒロイノに先導を交代して帰路につく、K82から千曲ビューレインを走って佐久北ICから上信越道>関越道に、高坂SA手前で20kmくらいの渋滞はあったがすり抜けして4時20分に高坂SAに無事到着した。雨雲が迫ってきそうなので15分くらい休んで早めに解散した。キャメラは自宅近くで給油満タンにして5時20分に帰宅、このくらいの時間に帰ってこれるのが良いですね。

 キャメラの走行距離は往路が(高速道)105km+(一般道)280kmの385kmで復路が(高速道)163km+(一般道)219kmの382kmと2日間の合計は767kmで、燃費はアクセル操作が多かったせいか19.56km/ℓと20kmに届かなかった。当初の予定ルートは大幅カットしたものの終わってみれば十分走りを楽しめたし、二日間とも晴れて新緑の中を気持ち良く走れた最高のツーリングになりました。企画から宿の手配と先導してくれたササご苦労様でした。これからもよろしく。

 新緑ツーリングの翌日6/6(月)に関東甲信越の梅雨入りが発表された。ギリギリでしたね。(^_^)

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