3G's Touring Photo Album

     ちょっと遅いサマーツーリング

    会津柳津温泉一泊ツーリング

2021/9/11-12(土・日)

【参加メンバー】イダテン、ヒロイノ、ジュニア、よっちゃん、テルリン、キャメラ

【走行ルート】

1日目

関越道 高坂SA(集合)-関越道
→月夜野IC→R17-(休憩 道の駅みつまた)
→K28→K434→R291→K70
→K50⇆JA北魚沼給油所
→R352 樹海ライン-(写真 恋ノ枝乗越)
→大規模林道→R352-そば処曲屋(昼食)
→R121→R289→R400→R401
→K32→R252→R292
-柳津町のENEOSで給油、ファミマで買出
→K225→柳津温泉 内田屋(宿泊)

2日目 

内田屋→K225→K53→R252→K32→会津パールライン
→K64 磐梯山ゴールドライン→R459→道の駅裏磐梯
→K64→K2 西吾妻スカイバレー→白布峠Uターン
→K2 西吾妻スカイバレー-(写真 東鉢山七曲)
→K2→K70 磐梯吾妻レイクライン→R115
→K70 磐梯吾妻スカイライン→浄土平Uターン
→K70 磐梯吾妻スカイライン-(写真 双竜の辻)
→R115→K24 母成グリーンライン→R49
→K29→R118→K292→R294-(給油 JASS)
→岩瀬グリーンロード→K58
→白河西部広域農道-(休憩ローソン)→R4
→白河IC 東北道→佐野SA(解散)


地図右上の□で拡大地図が開きます

1日目 9月11日(土) 曇り時々雨

写真をクリックすると拡大します。   report : キャメラ

 モンスターにバックを括り付け終わって出発準備をしていたらLINEが入ってヒロイノから「雨が降り出したのでカッパを着るので遅れるかも」。どうしたものか、雨雲情報を見ると特に大きな雨雲はないし、カッパを出すのも面倒なのでそのまま6:40に家を出た。

高坂SA1 高坂SA2
高坂SAに7:20に到着、みなさん既に揃っていました

 関越道に入って所沢ICで前方に黒い雲が広がっているので思案してたらジュニアが抜いていった。メッシュジャケットなので濡れたくないので所沢ICから高速道に流入する所にバイクを止めてカッパを着た。少しパラパラしたが大したことはなかった。7:20高坂SAに着くと皆さん既に揃っていた。

高坂SA3
全員カッパを着て準備完了

 久しぶりの顔合わせの雑談後、全員カッパを着込んで7:40高坂SAをイダテンを先頭に出発する。月夜野ICまで高速道で行く。天気も悪いでの高速道は休憩無しで走ることに。8時半過ぎに月夜野ICで降りてR17で新潟へ向かう。高速道を降りたら休憩かと思っていたら赤谷湖脇の群馬県側の最終コンビニのローソンを通過、先の猿ヶ京スノーステーションも通過してノンストップで一気に三国トンネルを抜けてしまった。雨が降っていたので止まらなかったらしい。帰省で年に1度は走るがここ数年県境あたりはいつもこんな天気ばかりだ。新潟県に入って路面も乾いて湯沢手前の道の駅みつまたで休憩となった。

みつまた1
道の駅みつまたで休憩
みつまた2
この辺りは車は少ない
みつまた3
後ろの建物が「街道の湯」

 この道の駅には日帰り温泉「街道の湯」が併設されている。露天風呂もあるらしい。インナーを着ていたので蒸し暑くカッパの上だけを脱いだ。

JA北魚沼
2年前と同じ小出のJAで給油
ローソン 湯之谷吉田店
ローソン 湯之谷吉田店で軽食

 道の駅を出て石打でR17からそれてK28>K434>R291>K70で小出で給油してからローソンで休憩。時刻は11時前だが予定の蕎麦屋さん行くには奥只見樹海ラインを抜けなければならないのでお昼までに着けないと言うことで軽く食べておくことになった。

樹海ライン
樹海ライン途中、左に万年雪がみれる

 小出からR352で奥只見に向かう。奥只見シルバーラインの入り口を過ぎると連続コーナーが始まる。枝折峠を越えて奥只見湖に沿って走る樹海ラインはいやになるほどの連続コーナが続く、照明の無いトンネルもある。この辺で事故ったりバイクが止まったら・・と考えるとゾッとする。後半に入ると洗い越し(道路上の排水路)まである。両足をステップから上げて濡れなうように通過する。樹海ラインを抜けて福島県に入り檜枝岐村を過ぎてR352から大規模林道に曲がる。快適な山岳ハイウェイ、皆さんカッ飛んで行った。再びR352に出ると間も無くそば処の曲屋さんだ。

曲屋1
仕切りのアクリル板には黙食のステッカー
曲屋2 曲屋3
曲屋4 曲屋5
メニューの写真通りでした

 時刻は1時40分過ぎで空いていた。曲屋さんは何回か訪れているがいつも結構混んでいる人気蕎麦屋さんだ。それぞれ好きなものを注文する。ヒロイノとイダテンはざるそばとローストビーフ丼、テルリンはテンざる、よっちゃんはざるそばと天丼、ジュニアはきのこそばでキャメラは前回ざるそばとはっとうを食べたので今回はばんでいセットを頼んだ。ばんでい餅はもち米でなくうるち米で作られているのであっさりしていた。1つはエゴマの味噌だれがかかっていたがもう1つのタレは何か分からなかった。

曲屋6
南会津 前沢曲屋集落の入り口近くのそば処 曲屋さん
曲屋7
お客の車がいない絶好のシチュエーションでした
買出し1 買出し2
柳津町に着いた。時刻は4時半ちょうど良い時刻だ

 曲屋さんを2時40分過ぎに出てR352>R121>R400を走る。この辺の国道は皆快走路で快適に走れた。R400を右折してR401に直ぐに左折してK59に入り今日の宿の会津柳津に向かう。会津パールラインを横切って柳津町に入り先ずは給油してからファミマに寄って買い出しを済ませた。

内田屋1
内田屋さん車庫に留めさせてもらった
内田屋2
宿の前に圓藏寺に上がる階段がある

 ファミマからUターンして宿の内田屋さんへ。4時40分宿に到着、宿からちょっと離れた内田屋さんの車庫内にバイクを留めさせてもらった。柳津は福満虚空藏菩薩圓藏寺の門前町で内田屋さんはその福満虚空藏菩薩圓藏寺に隣接している。

 部屋に入って先ずは一杯、毎度イダテンが凍らせて持って来てくれるビールで喉を潤して少し休んでから風呂へ、先ずはヘルメットで蒸れた頭を洗う。

内田屋3
頭を洗ってスッキリ
内田屋4
こちらが内湯、うっすら白い
内田屋5
恒例の露天風呂入浴シーン

この到着してのビールと頭を洗ってさっぱりするのがツーリングでの至福の時だ。温泉は100%源泉掛け流しで泉質は塩化物泉でお湯はうっすら白く、塩味がする。露天風呂があり露天風呂の先に謎の洞窟があった。

夕食1
ゆっくり頂いて完食しました
夕食2
夕食3

 昼食が遅かったので食事は6時半からにしてもらった。品数も多くどれも美味しく頂けた。食事中に旅館ならでは女将さんが挨拶に来た。コロナ禍でお客が減っているのだろう「こんな時に大勢で来てくれてありがとうございます」とのことだった。ついでに女将さんに露天風呂の洞窟について聞いてみた。洞窟は井戸だった。小さなコウモリが20匹くらいいるらしい。露天風呂にすればと勧めたが井戸なので潰せないとのことでした。

夕食9
内田屋さんの夕餉
夕食4 夕食5 夕食6 夕食7
夕食8 夕食9 夕食10 夕食11
左上が郷土料理の鰊の山椒漬け、後は会津のさくら肉、牛しゃぶ、あゆも美味かった
夕食12 夕食13 夕食14 夕食15 夕食16
釜で炊いたご飯は柳津産の古代米でした
二次会1
二次会、ジュニアは隣の部屋で夢の中
二次会2
何の夢?

 食後は部屋に戻って二次会に、ジュニアがいないと思ったら布団に直行してしまったらしい。途中見に行ったら大人しく静かに寝ていた。こんな静かなジュニアを見たことがない。ツーリングで興奮して朝早起きして眠くなったのかも。
 二次会はお泊まりツーリングならではのコミュニケーションの時間、楽しく駄弁って11時近くでお開きとなった。

2日目 9月12日(日) 晴れ

写真をクリックすると拡大します。   report : キャメラ

円蔵寺1
朝早く町民の方が清掃作業をしていた。
円蔵寺2
階段を門まで上がってきた。下が旅館
円蔵寺3 円蔵寺4
門の先は更に階段が続き境内に入ると左手に本堂があり石像と銅像の牛が見える
円蔵寺5 円蔵寺6 円蔵寺7
境内に入ると右手には大きな赤べこがいる。名前は「満子(みつこ)」雌牛の様です
円蔵寺8
右の石像は牛ではなく寅でした
円蔵寺9
赤べこのルーツと言われている開運撫牛
円蔵寺10
本堂の舞台からの眺め、前は只見川の流れ
円蔵寺11 円蔵寺12
舞台にも赤べこがいた。名前は無い。

 朝起きて6時半に圓藏寺が開門されるというので同じ部屋のイダテンとテルリンと隣部屋のジュニア(ヒロイノとよっちゃんは爆睡中)の4名で出かけた。旅館の玄関先から圓藏寺に登る階段がある。旅館を出ると街の方が周囲の掃除をしていた。旅館の下駄を借りたが下駄で歩くのが久しぶりだったのと歯が片減りしていて上手く歩けない、手すりに捕まって階段を上って散策してきた。

【福満虚空藏菩薩圓藏寺】

(ふくまんこくうぞうぼさつえんぞうじ)

 千二百年前に開設された。日本三所の虚空蔵菩薩の一つに数えられる(他は千葉県の能満虚空藏菩薩 清澄寺と茨城県の福満虚空藏菩薩 日髙寺)。本尊の福満虚空藏菩薩は弘法大使により刻まれたと伝えら、丑・寅歳生まれの一代守本尊とされる。
【赤べこ伝説】柳津町
 今から四百年前に会津地方に大地震が起こり圓藏寺が甚大な被害を受けた。これにより圓藏寺を大きな岩の上に再建することになった。しかし工事に当たって人々は大きな材木を運ぶのに大変困っていた。するとどこからともなく赤牛が現れて材木運びを手伝って、見事に圓藏寺が完成した。その赤牛の力強さにあやかり今や会津を代表する玩具「赤べこ」となり幸せを運ぶ牛、子供の守り神として人々に愛されている。(おしまい)
 他にも蔓延した疫病を払った赤い牛の伝説など諸説ある。

朝飯
旅館の定番の朝食でコーヒー付きでした
出発1
バイクを留めた車庫は100m奥にある

 圓藏寺から戻って7時半からの朝食、ヒロイノとよっちゃんはまだ布団の中だった。起こして朝食を済ませてから身支度をして恒例の宿前の写真を撮るために車庫からバイクを旅館前に移動して並べた。

出発3
恒例の出発前の記念撮影(逆光でした)
出発2
XRのSERVICEランプを消そうと奮闘中

 旅館前にバイクを整列して記念撮影を済ます。出発前にイダテンのBMW S1000XRのSERVICEランプランプが点きっぱなしになっているのをヒロイノが持ってきたOBDで消そうとしたがうまくいかない。取りあえず諦めて9時に内田屋さんを出発する。
 宿から少し戻って昨日横切った会津パーラインに戻って磐梯山ゴールドラインに向かう。会津パーラインも快走道路で走りを楽しめる。皆んなが先に行ってもヒロイノが付き合って走ってくれるのでインカムも繋がるので安心できる。

道の駅裏磐梯
道の駅裏磐梯で休憩、雰囲気は夏

ゴールドラインに入るあたりで尿意が、そういえば昨晩ビールをかなり飲んだが出た量が少ないと思っていたが今頃来た。インカムでもしもの時は止まる旨を伝えることができる。更に不安のことが、ゴールドラインの行く手に雲が広がって上が見えない。先にカッパを来た方が良いかと思案してたら青空が広がっってちょっと暑いくらいだった。途中に薄い雲が広がっていただけだった。ゴールドラインを上りきって桧原湖湖畔の道の駅裏磐梯で休息する。急いでトイレに行ってスッキリした。

東鉢山七曲り1
東鉢山七曲りで写真

 道の駅を出て桧原湖を時計回りに回るルートを走る。天気が良かったので途中寄り道して西吾妻スカイバレーを白布峠までピストンすることになった。桧原湖から白布峠までの吾妻スカイバレーはヘアピンコーナーが続くルートだ。白布峠の駐車場で休憩して写真を撮るかと思ったら本当にピストンでUターンしてしまった。ツーリングアルバム的にも写真は欲しい。途中東鉢山七曲りの駐車場に止まってもらった。

東鉢山七曲り2
構図を考えて撮影ポイントを探してます
東鉢山七曲り3
左の山が磐梯山、中央に桧原湖

 東鉢山七曲りから磐梯山と桧原湖を入れて写真を撮ることができた。道の駅裏磐梯は暑くて夏の雰囲気だったがここはススキが穂をつけていて秋らしくなっていた。
 天気が良いので皆さんから浄土平に行きたいとの意見が、さてイダテンはどうするか

双竜の辻1 双竜の辻2 双竜の辻3
磐梯吾妻スカイラインの双竜の辻で写真
双竜の辻4
中央の湖が猪苗代湖、その右が磐梯山
双竜の辻5
猪苗代湖、磐梯山を入れて写真

 戻って桧原湖の東沿いを走って磐梯吾妻レイクラインに入る。R115に出て左折したので浄土平に向かう様だ。磐梯吾妻スカイラインに入ると車が少し増えてきた。インカムで対向車の有無を知らせてくれるので安心して追い越しできる。浄土平に着くと渋滞が待っていた。駐車場が満車で空き待ちの様で進まない。福島にはコロナの宣言が出ていないがそれにしても凄い混雑だ。イダテンが即決てUターンした。ここでまた来た証の写真が撮りたいので停まってもらった。「双竜の辻」というへアピンコーナーだった。

おおもり1
そば処「おおもり」、表札は「二瓶」
おおもり2
メニュー、餅もある
おおもり5
天盛りそば
おおもり6
ぶっかけそばといかの天ぷら
おおもり3 おおもり4
ジュニアはにしんそば、ヒロイノはぶっかけそばといかの天ぷら他4名は天盛そば

 磐梯吾妻レイクラインを戻ってR115に出た。12時を過ぎていたのでそのままR115で以前行ったことのあるというそば処へ向かった。蕎麦屋は民家で「おおほり」という暖簾がかかっていたが門の表札の「二瓶」を見て思い出した。確かに来たことがある(2014年のサマーツーリングでメンバーもほぼ同じテルリンだけいなかった)。店内は満席で少し待ってから席に案内された。民家の広い屋敷が人で溢れていた。福島ではコロナは気にしていない様だ。各自注文して待つ、天ぷらは時間がかかるとのこと、待ち時間にイダテンとヒロイノは再度XRのSERVICEランプを消しに行った。結局そばが運ばれてくるまでに消すことができなかった。残念でした。天ぷらは美味しくそばも悪くはなかった。

佐野SA
佐野SA、残った4人で解散

 1時45分に出発する。R115を少し戻って母成グリーンラインから帰路に着く、R49>K29に入ってジュニアが奥さん命令で5時半までに帰宅しなけれなならないということで別れて東北道に向かった。5台はそのままK29で南下する。途中モンスターのリザーブランプが点いた。インカムで先頭のイダテンに伝えてもらう。イダテンがGSを探してR294沿いのJASSを見つけてくれた。給油を終えて岩瀬グリーンラインで白河ICへ、IC手前のローソンで休憩してから東北道に入った。東京まで200km、中間の佐野SAまで行くことになった。渋滞はなかったが車は段々増えて来た。イダテン、テルリン、よっちゃんが先行して行った。ヒロイノとキャメラが後を追う。佐野SA手前で金木犀の様ないい香りがしてきた。東北の方が早く咲くのか東京だと9月末なのだが・・4時40分に佐野SAに到着バイク駐輪場に止める。テルリンとよっちゃんは居たがイダテンの姿が見えない。テルリン達もよくわからない。LINEが入って「奴らの仲間が散らばっているので」とあったのでどうも奴らに狙われて佐野SAに停めれなかった様だ。4人で写真を撮って5時前に解散となった。佐野SAでも良い香りがしていた。駐輪場の奥に金木犀が咲いていた。

 2日間のモンスターの走行距離は885kmで燃費は20.5km/ℓだった。燃費が20km/ℓを超えるのは久しぶりだ。1日目の前半はハッキリしない天気でカッパを着ての走行だったが午後からは回復して2日目は良い天気に恵まれ気持ちよく走れた。Vストリームのニュータイヤシンコーの激安タイヤでヒロイノが冷やっとしたことはあったらしいが大事には至らず、キャメラのモンスターもアイドリングで止まることもなく、イダテンも奴らから逃げれたらしく全体としてノントラブルで終える事が出来た。
 今回もプランニングと先頭してくれたイダテンに感謝。それと一緒に走ってくれたヒロイノ、助かりました。ありがとうございました。

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