モンスターにバックを括り付け終わって出発準備をしていたらLINEが入ってヒロイノから「雨が降り出したのでカッパを着るので遅れるかも」。どうしたものか、雨雲情報を見ると特に大きな雨雲はないし、カッパを出すのも面倒なのでそのまま6:40に家を出た。
関越道に入って所沢ICで前方に黒い雲が広がっているので思案してたらジュニアが抜いていった。メッシュジャケットなので濡れたくないので所沢ICから高速道に流入する所にバイクを止めてカッパを着た。少しパラパラしたが大したことはなかった。7:20高坂SAに着くと皆さん既に揃っていた。
久しぶりの顔合わせの雑談後、全員カッパを着込んで7:40高坂SAをイダテンを先頭に出発する。月夜野ICまで高速道で行く。天気も悪いでの高速道は休憩無しで走ることに。8時半過ぎに月夜野ICで降りてR17で新潟へ向かう。高速道を降りたら休憩かと思っていたら赤谷湖脇の群馬県側の最終コンビニのローソンを通過、先の猿ヶ京スノーステーションも通過してノンストップで一気に三国トンネルを抜けてしまった。雨が降っていたので止まらなかったらしい。帰省で年に1度は走るがここ数年県境あたりはいつもこんな天気ばかりだ。新潟県に入って路面も乾いて湯沢手前の道の駅みつまたで休憩となった。
この道の駅には日帰り温泉「街道の湯」が併設されている。露天風呂もあるらしい。インナーを着ていたので蒸し暑くカッパの上だけを脱いだ。
道の駅を出て石打でR17からそれてK28>K434>R291>K70で小出で給油してからローソンで休憩。時刻は11時前だが予定の蕎麦屋さん行くには奥只見樹海ラインを抜けなければならないのでお昼までに着けないと言うことで軽く食べておくことになった。
小出からR352で奥只見に向かう。奥只見シルバーラインの入り口を過ぎると連続コーナーが始まる。枝折峠を越えて奥只見湖に沿って走る樹海ラインはいやになるほどの連続コーナが続く、照明の無いトンネルもある。この辺で事故ったりバイクが止まったら・・と考えるとゾッとする。後半に入ると洗い越し(道路上の排水路)まである。両足をステップから上げて濡れなうように通過する。樹海ラインを抜けて福島県に入り檜枝岐村を過ぎてR352から大規模林道に曲がる。快適な山岳ハイウェイ、皆さんカッ飛んで行った。再びR352に出ると間も無くそば処の曲屋さんだ。
時刻は1時40分過ぎで空いていた。曲屋さんは何回か訪れているがいつも結構混んでいる人気蕎麦屋さんだ。それぞれ好きなものを注文する。ヒロイノとイダテンはざるそばとローストビーフ丼、テルリンはテンざる、よっちゃんはざるそばと天丼、ジュニアはきのこそばでキャメラは前回ざるそばとはっとうを食べたので今回はばんでいセットを頼んだ。ばんでい餅はもち米でなくうるち米で作られているのであっさりしていた。1つはエゴマの味噌だれがかかっていたがもう1つのタレは何か分からなかった。
曲屋さんを2時40分過ぎに出てR352>R121>R400を走る。この辺の国道は皆快走路で快適に走れた。R400を右折してR401に直ぐに左折してK59に入り今日の宿の会津柳津に向かう。会津パールラインを横切って柳津町に入り先ずは給油してからファミマに寄って買い出しを済ませた。
ファミマからUターンして宿の内田屋さんへ。4時40分宿に到着、宿からちょっと離れた内田屋さんの車庫内にバイクを留めさせてもらった。柳津は福満虚空藏菩薩圓藏寺の門前町で内田屋さんはその福満虚空藏菩薩圓藏寺に隣接している。
部屋に入って先ずは一杯、毎度イダテンが凍らせて持って来てくれるビールで喉を潤して少し休んでから風呂へ、先ずはヘルメットで蒸れた頭を洗う。
この到着してのビールと頭を洗ってさっぱりするのがツーリングでの至福の時だ。温泉は100%源泉掛け流しで泉質は塩化物泉でお湯はうっすら白く、塩味がする。露天風呂があり露天風呂の先に謎の洞窟があった。
昼食が遅かったので食事は6時半からにしてもらった。品数も多くどれも美味しく頂けた。食事中に旅館ならでは女将さんが挨拶に来た。コロナ禍でお客が減っているのだろう「こんな時に大勢で来てくれてありがとうございます」とのことだった。ついでに女将さんに露天風呂の洞窟について聞いてみた。洞窟は井戸だった。小さなコウモリが20匹くらいいるらしい。露天風呂にすればと勧めたが井戸なので潰せないとのことでした。
食後は部屋に戻って二次会に、ジュニアがいないと思ったら布団に直行してしまったらしい。途中見に行ったら大人しく静かに寝ていた。こんな静かなジュニアを見たことがない。ツーリングで興奮して朝早起きして眠くなったのかも。
二次会はお泊まりツーリングならではのコミュニケーションの時間、楽しく駄弁って11時近くでお開きとなった。