3G's Touring Photo Album

紅葉狩ツーリング

会津湯野上温泉一泊ツーリング

2020/10/31-11/1(土・日)

【参加メンバー】
 イダテン、キャメラ

【走行ルート】

 1日目 
  東北道 蓮田SA(集合)-宇都宮IC
  →R119→R293→K63→R121
  →日塩もみじライン→R400
  →K30-そば処菊屋(昼食)
  -K30→K369⇄深山湖
  →K369→K266⇄沼ツ原調整池
  →K17⇄北温泉旅館   →K290→R289→白河西部広域農道
  →K37→R118→R121
  →会津湯野上温泉民宿すずき屋(宿泊)

 2日目 
  民宿すずき屋→R121⇄塔のへつり
  →K23→奥鬼怒林道
  →R120⇄三本松茶屋
  →R401→K63-照葉峡ー佳のこ(昼食)
  →R291→K61→K271→R291→R17
  →関越道 月夜野IC→高坂SA(解散)


地図右上の□で拡大地図が開きます

1日目 10月31日(土) 晴れ

写真をクリックすると拡大します。   report : キャメラ

 秋晴れの土曜日、蓮田SAに7時半集合ということで6:45に家を出発する。朝は冷える。天気予報で最低温度が低いと言っていたのでタイツを履こうかとも思ったが昼は暖かくなるし、途中で温泉に入ると言うので履くのを止めた。

蓮田SAイダテン 蓮田SAキャメラ
蓮田SA 出発前 今回はこの二人 イダテンとキャメラです

 和光から外環道に入る。川口JCTから三郷JCT間渋滞の表示があったが川口西から渋滞が始まっていた。東北道に入れば大丈夫と思っていたら東北道も渋滞で結局蓮田SAまで擦り抜けすることになってしまった。7:20過ぎに蓮田SAに到着、すでにイダテンが待っていた。

おでんの自販
おでんの自販

 7:30過ぎに出発する。進行方向は青空で雲一つ無い、が寒くて腿が痛いくらいだ。特に日陰が辛い。宇都宮ICで東北道を降りて日塩もみじラインに向かう。日塩もみじラインの手前の龍王峡でトイレ休憩する。9時半だが駐車場は満車状態だった。久しぶりの休日の晴天とGOTOトラベルでの人出だと思う。何故かアキバ系おでんの自販が置いてあった。寒くなっておでんの季節なのだろうか。まだ紅葉は早かったので龍王峡巡りは止めて用を足して日塩もみじラインに向かう。

イダテン イダテン
日塩もみじライン 大曲のもみじにて イダテン
キャメラ キャメラ
日塩もみじライン 大曲のもみじにて キャメラ

 日塩もみじラインに入るとすぐにもみじ並木があるが紅葉はまだまだだった。もみじの紅葉はまだだったがもみじ以外の黄葉は見頃になっていた。もみじの紅葉は遅い。過去にも何回か紅葉情報を見て「見頃」になっていたので来たのだがいつもこんな感じだ。数十年前に真っ赤に紅葉したもみじ並木を見たことがあって、それを見たくて来るのだがそれっきりで見たことが無い。でも途中にある峠の茶屋のもみじは綺麗に紅葉している、今回も紅葉していた。なかなか撮影ポイントが無くてもみじラインも終わりに近い「大曲のもみじ」でバイクを止めて写真を撮った。期待したほどではなかったが取り合えず写真を撮って日塩もみじラインを後にした。
 ところがモンスターの調子がおかしくなった。エンジンが片肺になった様な感じになって真面に走れない。イダテンは行ってしまうしやっぱり無線はあった方が良いね。見通しの良い広いところでバイクを止めてプラグを見ることにした。BMW R65やBUELL M2でプラグが被ったことはあるがどちらもキャブ車だ。コンピュター制御の点火装置でも被るのか?、イダテンもUターンして戻ってくれた。アクセルで回転を煽ると問題なく回っていたが何か警告灯がついた。エンジンのマークの様だ。やはりエンジンに問題が生じたかと警告灯の意味を調べたら「リミッターに達するRPM数」とあった。壊れた訳ではなく煽って回転数をあげすぎたためだった。プラグを外して見たら綺麗に焼けていた。止めてエンジンを回している限り問題は無い様だ。
 いつもと違ったことと言えばもみじラインで前に遅いバイクがいてゆっくり走ってきた。よく空冷ドカは低回転で不安定になると言われている。ネットでも1100EVOの不満な点で3000rpm以下がスカスカで使えないとある。自分の1100EVOは3000rpm付近が特にギクシャクして走れないので40〜50km/hで走るときは頻繁にギアチェンして3000rpmを避ける様にして走っている。もみじラインもそんな感じで走って来た。他には大曲のもみじのところで少し長くアイドリングしていた。こんなんでコンピュター制御の点火装置がおかしくなるのか。走り出したらまあまあ走れるのでそのまま走って、いつものペースで走り始めたら問題なく走れる様になった。

そば処菊屋
ちょうどあった そば処菊屋
鴨南蛮<
キャメラは温か鴨南蛮
天ざる
イダテンは天ざる
ルート確認中
次のルート確認中

 R400会津東街道に出て東に向かう。那須塩原でモンスターの給油を済ましてK30で北に進路を変える。と間も無く左折していくので抜け道かと思ったらUターンしてK30に戻った。ナビの設定で経由地を通過しなかったので戻ろとしたらしい。ナビのあるあるネタでした。
 時刻は12時前、ちょうど蕎麦屋があったので寄ることに。イダテンは天ざる、キャメラは体が冷えていたので温かい鴨南蛮にした。美味い蕎麦だったので冷たい蕎麦も食べたかった。でも鴨南蛮で体は温まった。鴨南蛮には長ネギがたっぷり入っていたが別に薬味として刻みネギが添えられていた。使わなかったらイダテンの蕎麦湯の薬味になった。食品ロスにはしません。

深山湖
深山湖
沼ツ原
沼ツ原調整池

 昼食を済まして次の目的地に向かう。紅葉探索で深山湖と沼ツ原調整池に寄った。どちらもマップルで🍁マークが付いているところ。沼ツ原調整池の入り口がダートだったので止めようかとも思ったが硬い路面だったので行ってみることにした。進むと間も無くダートは終わっていた。進んで正解でした。

ポスター
ポスター

 次はイダテンが入りたかった映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地になった北温泉旅館の大きな露天風呂へ向かう。風呂に入る為にタオルをすぐ出せる様に用意して来た。自分たちの前に走っていた車が北温泉旅館方面に曲がっていくので混んでいる様だ。駐車場もほぼ満車状態だった。駐車場から旅館まで400m歩く、かなり急な下り坂だ。と言うことは帰りは登り坂になる。

400m歩く
駐車場から400m歩く
温泉プール
旅館の前にある温泉プール
イダテン キャメラ
北温泉の看板前で
案内図
風呂の案内図
玄関
北温泉旅館の玄関
天狗の湯
天狗の湯
イダテン キャメラ
温泉プール、拡大すると広さわかります
イダテン キャメラ
足を上げてるポーズ、映画にありました。拡大すると紅葉見れます

 旅館が見えると前に大きな露天風呂があった。丸見え、男性が一人入っていた。旅館は見るからに古い、玄関を入ると右手に日帰り用の入浴券の自動販売機がある。大人700円。内部は薄暗くレトロそのもの、江戸・明治から品々が置いてある。通路は迷路みたいで迷ってしまう。風呂はいくつもあるのだが日帰りで入れるのは天狗の湯と温泉プール(露天風呂とは言わない。水着で入れる)の様だ。旅館なので泊まり客がいる訳でみんな温泉に入っている訳ではありあませんでした。先ずは天狗の湯に入る。ちょうど良い湯加減、天狗を入れて写真を撮りたいが先客がいるの断念。次は温泉プールへ、移動は着なければならないので最低限度だけ着て温泉プールへ行った。来るときは男性一人きりだったが数名の男性(裸体)と2−3組のカップルが入っていた。カップルは当然水着を着用していました。広いせいかお湯はぬるい。離れて写真を撮ってから温泉プールに隣接してる「相の湯」に入って温まった。天狗の湯に戻って着替えて、隙を見て天狗だけ写真を撮った。駐車場までの登り坂をハーハー言って登り切って宿の会津湯野上温泉に向かった。
 体はポカポカして温まったので寒くはないが、体がリラックモードになってしまった。ゆったり温泉に入りすぎた様だ。旅館までの時間を考えてイダテンが急ぐがなかなか付いていけない。体が少し冷めてきてなんとか予定時刻に着けそうだ。湯野上温泉の街に入ってセブンーイレブンで買い出しをして宿の民宿すずき屋に向かう。

民宿案内図
道にあった宿案内

 ナビでは民宿に着いているのだが分からない。ぐるぐる回ってやっと見つけた。民宿の裏で迷っていた様だ。この辺は民宿が隣接していて分かり難い。でも予定通り5時前に到着できた。記帳を済まして二人分の地域共通クーポン券1000券×3枚を貰う。夕食は6時半から、今回もイダテンがビール缶2本持って来てくれた。いつもの様に1本空けてから風呂に入り、風呂上がりにもう1本頂いた。風呂は民宿というより旅館なみで大きく源泉掛け流しだったが消毒の塩素の匂いがちょっとした。

夕食 囲炉裏
民宿すずき屋の夕食、囲炉裏のものは食べたい時に各自で取りに行く
イダテン キャメラ
キャメラは生ビールで一人乾杯、既に2缶空けているので赤い顔でした

 6時半から夕食、広間で頂く。イワナの塩焼きと「しんごろう」は炉端で熱々、しんごろうはご飯を半つきにして握り串に刺して味噌を塗り焼いた郷土料理。テーブルには舞茸しめじ山芋の蒸し物、イリンギ野菜の天ぷら、馬刺し、しゃぶしゃぶはブランド豚の「うつくしまエゴマ豚」でゴマだれで頂く、菜の花らしきおひたし、ナスの揚げ物と蓮根にんじんごぼうのきんぴら風、後から汁代わり?の郷土料理の「こづゆ」とそばが出て来た。美味しく頂いて完食した。

蒸し物
蒸し物
天ぷら
天ぷら
馬刺し
馬刺し
しゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶ
イワナ塩焼き
イワナ塩焼き
おひたし
おひたし
しんごろう
しんごろう
きんぴら
きんぴら
こづゆ
こづゆ
そば
そば

 食後は部屋に戻って二次会といっても二人だけ、ニュースを見ながらなんだかんだ話して、キャメラはビール2缶空けて11時過ぎに就寝しました。

2日目 11月1日(日) 晴れ

写真をクリックすると拡大します。   report : キャメラ

 早朝暗いうちから「オーライオーライ」の声がうるさかった。朝早く出発する方がいたのだが駐車場から車を出すのが大変で誘導していているのだが声の出し過ぎだ。屋上の貸切露天風呂に入ろうと日の出の5:45に起きたが内陸部なので遅いのだろうまだ薄暗い。

朝風呂1
屋上露天風呂は湯けむり
朝風呂2
外は朝靄がすごくて見通せない

 6時過ぎに明るくなってきたので屋上の貸切露天風呂に行った。気温が低かったので屋上に出れるか心配だったが出てみたら寝ぼけているのか大したこなかった。ゆっくり湯に浸かって温まった。

朝食
朝食、イダテンの納豆も頂きました
地域共通クーポン券
地域共通クーポン券
記念撮影
恒例出発前の記念撮影

 7時半からの朝食を済ましてから精算、宿泊代9000円のところGOTOトラベルで6000円に、プラス地域共通クーポン券で一人あたり1500円で実質4500円の半額になった。クーポン券は有効期間と使用エリアが定められている。使えるのは登録店舗のみ、登録店舗は多いので色々使える。釣りは出ないので注意です。
 民宿すずき屋の前は道路を挟んで会津鉄道が通っていてその先は阿賀川が流れていた。直ぐ近くには塔のへつりがある。8時半過ぎに電車が通過すると言うことで出発前の記念撮影を済ましてカメラを構えて電車が来るのを待った。間も無く電車の音がして汽笛を鳴らして通過して行った。

電車1 電車2 電車3 電車4 電車5 電車6
民宿前の会津鉄道 カメラを構えている我々を見つけて警笛を鳴らしてくれた
入り口
塔のへつりの入り口

 8:40電車を見送って我々も出発した。10分足らずで塔のへつりに到着した。30分近く塔のへつりを散策した。このくらいの時間で観れる名勝がいいね。なお「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことだそうです。少ししか走っていないが朝風呂で温まった体に寒さがきつかったので冷える前にカッパの下を履くことした。グローブも雨天用のゴアテックスに変えた。走り出すと違がわかる。

塔のへつり
塔のへつり
釣り橋
揺れる釣り橋
イダテン
へつりに立つイダテン
キャメラ
へつりに立つキャメラ

 塔のへつりを出て会津田島で地域共通クーポン券を使って給油した。そのままR121会津西街道を南下する。見事に紅葉していて注意して紅葉を眺めながら走った。川治温泉からK23折れて昨年の台風19号の影響で通行止になっていたが今年の9月に開通した奥鬼怒林道に向かった。K23の鬼怒川沿いも今が見頃の紅葉になっていた。

瀬戸合峡 イダテン キャメラ
散策するには時間がないので見晴憩舎から川俣ダムと瀬戸合橋を入れて写真を撮るだけにした

この辺は高いところの紅葉は終わって里山あたりが見頃になっている様だ。途中瀬戸合峡に寄ったが見頃は過ぎていた。
 奥鬼怒林道に向かうが途中の路面が荒れている(特に凸凹)区間があった。車重が軽いモンスターは路面が悪いと跳ねて怖い。取り回しが楽な軽いモンスターにしているのだが軽いのも良し悪しだ。奥鬼怒林道に入る。路面の舗装は悪くないが左右に落ち葉が積もっている。紅葉の見頃は過ぎてしまっていた。林道で怖いのが未透視の聞かない右コーナー、反応が遅くなっているので車と出会うと咄嗟の対応が遅れるのでどうしても速度を落として注意深く曲がることになってしまう。歳には勝てない安全第一、仕方ないね。紅葉は終わっていたが山王峠を越えて日光側になると唐松の黄葉が見に入った。枯れ山の中の唐松の黄色の帯も絵になる。

三本松茶屋
三本松茶屋駐車場

 R120に出て三本松茶屋で休憩した。戦場ヶ原の紅葉は見頃を過ぎていたが駐車場はほぼ満車状態だった。だがバイクが止まっていないのが? ちょうど昼時になっていたが腹も減っていなかったので金精峠を越えて照葉峡に向かうR401から曲がるところにある以前にも寄った蕎麦屋で昼にするにして出発した。金精トンネル(標高1840m)を抜けると路肩に雪があった。天気予報通り雪が降った様だ。

丸沼高原
丸沼高原の紅葉

 金精峠を下って丸沼高原でイダテンが止まったので昼飯かと思ったら綺麗な紅葉で止まったのでした。更に下った片品村は紅葉の見頃になっていた。片品村か尾瀬に向かうR401に入る。この辺りの里山も綺麗に紅葉している。R400から照葉峡に向かうK63水上片品線の手前にある蕎麦屋「かもしか村」は人気店の様で混雑して相当待ちそうなので諦めて照葉峡に向かった。K63に入ってしばらくは紅葉が見頃だったが標高が上がると既に落葉していた。

 坤六峠(標高1620m)を越えて下になったところにも雪があった。途中路肩に狸が静かに横たわっていた。車もスピードを出せる様な道ではないし狸には外傷らしきものはなかった。

照葉峡 イダテン キャメラ
照葉峡は見頃を過ぎてはいたが所々紅葉の撮影ポイントは残っていた。

 照葉峡は見頃を過ぎていたがまだ紅葉狩をしている方が結構いた。イダテンの照葉峡いつもの撮影ポイントで写真を撮った。

途中、紅葉ではなく下にカメラを向けている人がいた。その先には丸まって動かない狸がいた。雪が降るくらいの寒さで凍死したか?先の横たわっていた狸も凍死かも。この辺りは雪も多く積もる。K63は4日後の11月5日から来年5月28日まで冬季封鎖で通行止めになってしまう。

キャメラ
昼食はきのこうどん

 2時近くになって照葉峡を出て利根川沿いに出たところのイダテンが知っていた食事処「佳のこ」で昼食にした。この山奥で看板に伊豆直送の海鮮料理とあった。と言ってもうどん、そばにカレーライスもある。時刻が遅かったので売り切れが多くきのこうどん膳1550円(税抜き)を頂いた。ちょっと高いが刺身は旨かった。ご飯は食べれなそうもなかったのでイダテンにお願いした。食品ロス無しです。偶然かテルマエ・ロマエの漫画本が置いてあった。漫画を見ると主人公が阿部寛というのがうなづけた。

高坂SA
高坂SAで解散

 遅めの昼食を終えてK63からR291に出て水上ICはスルーしてK61で下道を走ってR17にぶつかったところのJAでモンスターの給油をして3時半過ぎに月夜野ICから関越道に入った。事故渋滞、自然渋滞はあったがなんとか5時前に高坂SAに着いた。無事到着の写真を撮って解散となった。今回のトラブルらしきものはモンスターが低速走行?で調子が悪くなったくらいで、いつものペースで走ったら復活した。今回はイダテンのツーリングに便乗させてもらって紅葉狩ツーリングを楽しんできた。いつもながらありがとうございました。

 高坂SA以降渋滞は解消されキャメラは6時に無事帰宅した。今回の走行距離は714kmでした。

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