1日目 8月29日(土) 晴れ/最後にパラッと
写真をクリックすると拡大します。 report : キャメラ
キャメラとしてはコロナ緊急事態宣言解除後の5月末の新緑ツーリング以来の久しぶりのツーリング。新緑ツーリングの後、直ぐに長梅雨に入り、やっと梅雨明けしたと思ったら今度は猛暑でほとんどバイクには乗っていない。がメンバーの皆さんは2週間前の8/10−11のクソ暑い時期に真夏のツーリングを楽しんでいる。キャメラは生命の危険を感じて遠慮したが本当に感心する(呆れている)。例年猛暑日も盆過ぎ8/20くらいまでなので今回のサマーツーリングは少しは暑さも落ち着いていると思ったのだが・・・。
談合坂7時15分集合に合わせ6時45分に家を出た。家を出るときはそんなに暑く無かったが天気予報では35℃を超える猛暑日になるとのこと。マイボトルに氷とアクエリアスを入れてある。環八はスムーズに流れ東名道に入り少し渋滞もあったが6時50分に談合坂SAに着いた。SAに入ると直ぐに二輪の駐車場があるが既に満車で身動きできそうもなかった。もうコロナ前に戻った様な賑わい。密を避け出口のGS側に行ってモンスターを止めた。見慣れたバイクは無かったが少し早めに着いたかもと少し待ったがこないので入口の二輪駐車場に行ってみた。
他のメンバー皆さん揃っていました。今回はイダテン、ジュニア、テルリン、ササ、タクとキャメラの6名とジュニアの友人で1日目だけ参加のKさんがドゥカティ・ムルティストラーダで参加です。Kさんはタフな様でジャケット無しTシャツで走ります。
7時半過ぎイダテンを先頭に談合坂を出発する。一気に諏訪ICまで走る。タクがBMW R1000XRで遊んでいる。それにしても凄い加速だ。諏訪ICが近ずいてきたらみんな飛んで行った。キャメラは久しぶりの高速なので無理をせず走る。と思ったらモンスターの後ろにテルリンのKTM 1290スーパーデュークGTがいた。何かあったのかな?
諏訪ICを降りて直ぐのR20沿いのエネオスで給油してからR152杖突街道に入ってワインディングを走って杖突峠で休憩した。
杖突峠を南下して間も無く日影入林道に入り進路を西にとり松尾峠を越えてR152から一山越してR153側に下りた。いつもの通り主要道路を避け南下、伊奈市街地を回り込んで避けK18からK210に入る。マップルをみると「さる、鹿の群れ時にはクマと出くわす」とある。山中なので陽は遮られるがキャメラが苦手な木漏れ日が続く道でした。小渋湖に出てK59からR153に出て松川町のセブンイレブンで休憩した。杖突き峠から2時間走った。イダテンは途中南アルプスの展望を予定していたらしいが通行止めで行けず走りっぱなしになったらしい。
時刻は11時、すでに灼熱地獄になっていて日向にはいられない。お店で各々冷たいものを買って店横の日陰に逃げ込んで涼んだ。キャメラもマイボトルのアクエリアスを飲み干してしまい補充をした。
セブンイレブンでバイクを停めたがゲストのKさんがムルティのエンジンを止めず何かを探していると思ったらスマートキーが見当たらずエンジンを止めると再始動できなくなるためだった。結局見つからず、杖突峠で始動するときはあったので杖突峠で落としたか途中で落としたか、林道とか走ったので振動でポケットから落ちたことも考えられる。一休みしてから杖突峠まで戻って探してみるということで一人Uターンして戻って行った。(夜、ジュニアに連絡が入り、府中のバイク屋さんまでなんとか行き着けたとのこと。新しくスマートキーを作ると3万円かかるらしい。バイク屋さんがバイクを貸してくれるというので明日探しに行くと言ってました。)
30分くらい休んで出発する。R153からまた主要道路を避けて県道に入り走るが台風19号の影響か通行止めが多くてイダテンの予定通りに走れないがその都度地図を見ながら迂回して行く、流石です。そして予定通り三遠南信自動車道の無料区間に龍江ICから入って有料区間になる飯田山本IC手前で下りてR153に出でた。丁度昼時R153沿い阿智村で中華屋さんを見つけ店前の日陰に逃げ込んでバイクを止めた。
キャメラは我慢できずノンアルで喉を潤す、お冷では得られない爽快感、美味い!キャメラとジュニアは冷やし中華、この暑い時期中華の定番だ、がササは熱いラーメンを注文していた。他はご飯物を注文、暑さに負けず食欲はある様だ。待っている間に良く歩けるなと思うほどの百貫デブのおばさんが入ってきて冷やし中華の大盛りを注文して待っている間我々に話しかけてきた。コロナ禍どこから来たのか興味がある様だ。コロナにかかったら即重篤になりそうな感じのおばさんでした。
昼食を済ませ1時に午後の部へ出発する。今度はR256で北上して御嶽山方面に向かう。国道でもこの辺になると車も少なく快適に走れる。R19に入って大桑村のセブンイレブンで休憩する。店から離れているが日陰があったので助かった。
宿は御嶽山の六合目にあり、周辺にはGSもコンビニもない。予定ではR19からK473に折れて宿に向かう予定だったがそのルート沿いにはコンビニは無い。木曽に出ればありそうなのでK473から一旦K20でR19に戻ることにして出発した。
K19に出て直ぐに見えたエネオスでまずは給油した。エネオスのおじさんにコンビニを聞くと一番近いコンビニはR19を南下してトンネルを4つ抜けた右側にあるとのこと。言われた通りのR19を南下してトンネルを4つ抜けたらそこは先にR19からK473に曲がる手前にあるセブンイレブンでした。
各自それぞれ自分の分を買い出しする。キャメラのモンスターに積むスペースがないのでテルリンのスーパーデュークのパニアケースに積んでもらった。宿まではもう少しあるのでビールが温まらないか心配。
ここでササが雨雲情報を確認するとこれから行くK20に雨雲がかかる様だ。降られないことを祈って今来た道を逆走してK473に戻って宿に向かう。K20に入ると雨が降った様子、進んでいくとパラパラしてきたが大降りしそうはないのでそのまま進む。K20からR361>K463>K435で4時過ぎに宿に到着。途中見晴らしの良いところがあったので明日晴れたら写真を撮ろう。宿は濁河温泉の一番奥まったところにある湯本館、標高1780mくらいでネットに車で来れる最高地の温泉らしい。旅館名にも「天空の温泉宿」とある。途中峠を越えてきたが一番高いところは1890mくらいあった。
イダテンがバイク6台と念を押しておいてくれたので主人がバイクの駐車スペースを宿の車を止めて確保してくれていた。我々が着く前に激しい通り雨があったらしく我々が濡れてくると思って玄関に濡れものを干す用意までしてくれていた。そんなに濡れはしなかったが使わせてもらった。なかなか気の利くご主人の様だ。
夕食6時半、朝食7時半、風呂は24時間入れますの説明を聞いて部屋に案内してもらう。部屋は2部屋で3名ずつでイビキかく組とかかない組に分かれると言ったら主人がイビキかく組はどっちだと聞いてきた。イビキかく組にはそれなりの布団の敷き方があると言う。実にいいね。イビキかく組はテルリン、ササとタクでかかない組がイダテン、キャメラとジュニアだがジュニアは?だ。おそらくイビキ組から逃げてきたか。
イビキかく組は早々に温泉に行ったが部屋に入って落ち着くとまずはビールだ。イダテンがいつもの様に頂き物のビールを凍らせて来てくれたので冷たいビールが頂けた。なんと言ってもツーリングで宿に着いてのビールと風呂に入って頭を洗うと生き返る。ビールの次は風呂だ、5時近くになったので風呂に行く。丁度ササとタクが上がるところでテルリンはまだ露天風呂にいた。風呂は貸し切り状態で頭を洗ってさっぱりしたところで露店風呂へ、ゆっくり温泉に浸かって上がってから部屋に戻ってまたビールを頂いた、これがまた美味いのです。
6時半で食堂に向かうがまだ準備中でロビーで時間を潰す。
食堂はお客ごとに衝立が設けられていた。お客は5−6組くらい。キャメラとテルリンは生ビール、ジュニアはグラスワイン、ささは日本酒を注文する。
準備が終わり飲み物が揃ったところで乾杯。料理は品数も豊富で後からも出て来た。どれもまずまずで美味かったのだが出てくる順番がちょっと違っていた様だ。料理ができるのが遅かったのか我々の飯を食うのが早かったのか飯を食い終わってデザートの前に天麩羅が出て来た。と言っても全て完食、満足できました。ご馳走様でした。
夕食を終えて部屋に戻って二次会に入る。初めはイビキかく組の部屋でやると言っていたがTVが小さいと言うのでかかない組の部屋に変更なった。タクがiPhoneをTVに繋いで呑みながらのYouTube鑑賞会に突入した。皆さんお疲れだったのか9時15分くらいでお開きになってイビキ組が部屋に戻った。寝るには早いのでTVを見ながらビールを飲んでいたらヒロイノからLINE通話が入った。別グループで湯田中温泉にいるとのこと。湯田中Tの模様はこちら。自分で買ったビールを飲み干して11時に就寝した。
2日目 8月30日(日) 晴れ/一時雨
写真をクリックすると拡大します。 report : キャメラ
5時半に目覚めて3人で朝風呂に入る。風呂から上がって旅館の外に出てみた。確かに山の中で何もない。下に旅館が4軒と市営露天風呂があるらしい。
イダテンに聞いて知ったのだが濁河で「にごりご」と読むとのこと、旅館の前に濁河川が流れていた。
7時半から朝食、鮎の一夜干しに朴葉味噌焼きと地元の食材をいただいた。朴葉味噌焼きをご飯にのせて頂くといくらでも食べれる。
タクはモテるためにトレーナーについて減量した。既に効果が出てモテ始めているらしい。
朝食を終えて身支度をして旅館前で恒例の記念撮影、朝撮影場所を見つけていたのだが上手くいかないものだ。それにしても日差しが強い、今日も暑くなりそうだ。マイボトルの補充忘れずに。
9時前に旅館を出発する。天気が良いので昨日旅館に来るときにあった見晴らしの良いところで写真を撮る。こそはスキー場の跡でそこにあった碑の前にバイクを止めて並べた。
写真を撮り終えて碑を見ると「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」と刻んであった。調べたらこの辺は飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアでK435の側道に広いランニングロードがあり岐阜県出身の高橋尚子にちなんで名付けられたとあった。
「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」のK435からK436>R361に出て1日目の続きで北上する。R361を快走して飛騨農園街道>R158>K89で高山市街を回避してR472に出てR471からR360に入り「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」から1時間半走ってお店の広い駐車場でバイクを止めた。お店は酒屋でお休みのようだった。日陰がなかったので向かいのバスの車庫の日陰に逃げ込んでマイボトルで喉を潤した。
少し休んで11時に出発、R360を進み富山県をかすめR41で今度は南下して岐阜県に戻り奥飛騨方面に向かう。R41からR471に入り道の駅 奥飛騨温泉郷上宝でバイクを止めた。時刻はちょうど12時近く、ここで昼食にした。食事後お土産を買う人はここで買っていた。
1時前に道の駅を出発して安房トンネルへ向かう。モンスターはそろそろ給油をしなければならない。他は諏訪まで持つと言うのでモンスターだけ平湯で給油することになったが平湯でGSが見つからない。平湯を一周して平湯ICの手前でナビを確認したらICの直ぐ近く街と逆側にあった。皆さんに待ってもらいモンスターだけ給油して来た。
安房トンネルを抜けてR158>K26で木祖村に向かう。途中雲行きが怪しくなって来て雨が降り始めた。やっぱり降られてしまった。バイクを止めてカッパを着込む。一時結構激しく降られたが木祖村でR19に出て鳥居トンネルを抜け雨雲から逃れた。
途中セブンイレブンで休憩してカッパの上だけ脱いだ。セブンイレブンを出てR19からK254で岡谷に出たが岡谷ICからは高速道に上がらず諏訪ICに向かう。イダテンは諏訪インター手前のエネオスで給油する予定。だがタク、ササ、テルリンはガソリンチキンレースをしていたらしい。もたないと諏訪湖のエネオスに行くが日曜でお休み、ジュニアがスマフォで調べて近くにあると3台を連れて向かった(後で聞いた話では近くのエネオスは諏訪湖SA内だったらしい)。イダテンとキャメラはそのまま行ってインター手前のエネオスで給油した。
インター手前なので何れ来るだろうとカッパをたたみながら待っていたが来ないのでLINEを入れてインターに入ったところで待っていた。ジュニアからLINE通話が入って次の中央道原PAにいるとのこと(GSで待っている間に対面方向からICに入ったのだろう)。イダテンの判断で談合坂SAで落ち合うことにした。イダテンとキャメラの2台で談合坂SAに向かう。中央道原PAを通りすぎるとき皆さんが手を振ってくれたのが見えた。直ぐに追いついて来るだろう。
順調に東京に向かって走っていたが電光掲示板に大月から25km渋滞、通過時間100分の表示が見えた。もうコロナは関係なく皆さん出かけているようだ。掲示板通り大月から渋滞が始まった。イダテンがGSで先導して擦り抜けて行く。GSの後ならモンスターは幅は確保されているの安心してついていける(ありがとうございます)。
5時過ぎに談合坂SAに到着、SA内も渋滞で出口まで車が連なっていた。最後の集合写真を撮って5時半に解散となった。ゲストのKさんは気の毒で残念だったが我々は夕立にはあったがモンスターのロービームが切れたのとタクがじいちゃんのGSに乗っていて工事の信号待ちで立ち転けしたのと諏訪でのガソリンチキンレースの恐怖くらいで大きなアクシデントもなく今年のサマーツーリングも無事終えた。お疲れ様でした。
最後にモンスターが談合坂SAを出たが、すり抜けの遅いバイクが前を塞いでいたのか追いついて結局高井戸まで一緒に走った。6時45分に帰宅、キャメラの2日間の走行距離は950kmでした。