4月4日(土) 晴れ
写真をクリックすると拡大します。 photo : ヒロイノ&キャメラ report : キャメラ
キャメラとしては正月の新春ツーリング以来の久しぶりのツーリング。7:20集合場所の高坂SAに着くとイダテンとヒロイノが既に到着していた。バイクは少なく屋根付きバイク駐車場に余裕で止められた。よっちゃんと同じカラーリングのGSが止まっていたので参加かと思ったが違った。逆に参加予定のササが二日酔いでドタキャンのLINEが入っていた。と言うことで今回のお花見ツーリングはこの3名ということになった。20°C超えの予報で普段着にジャケットで走ってきたが朝は寒かった。
ウインドウブレーカーを着込んで7:40イダテン先導で出発する。新型コロナの影響でこの快晴にも関わらず車の数も少ない、一気に赤城ICに向かう。上里SA手前の公園運動場の桜が満開でお花見ツーリングの模様になってきた。赤城ICで高速を降りる時、体はウインドウブレーカーを着込んだので大丈夫だったがグローブはそのままで完全に冷えて手の指がつって曲がらなくなりブレーキングが上手く出来なくて怖かった。IC近くのローソンでの休憩時にエンジンやマフラーの熱でひたすら手を温めていた。レイングローブの内側がボアになって暖かかったのでレイングローブに変えた。
イダテンが珍しく無線機を持ってきたのでセットするが今一不安定で原因は分からず。無線機は様子見のままからっ風街道で赤城南面千本桜に向かう。久しぶりの走りで全くスピードについていけなくコーナーが怖かった。イダテンとヒロイノが消えて行った。無線が通じないのが心許ないが途中で待ってくれているだろうと安全運転で急ぐ。街道沿いには桜が咲いて青空が広がり新型コロナの”3密”とは無縁で久しぶりのツーリングの開放感を味わった。
9時過ぎに赤城南面千本桜に到着、祭りは中止になっていたが通行規制はあり案内に従ってバイク駐車場に止める。駐車料金はバイク200円だが祭り中止でタダでした。
カメラを持ってしばし散策する。千本桜の通りには露店が数軒出ていた。お祭りはなくとも露店は出るのですね。千本桜のソメイヨシノは満開の見頃になっていて加えて菜の花畑も満開、合わせて青空と最高のシチュエーションでした。祭りは中止でも我々と同じ様にお花見の人はいましたが少ないです。何と言っても中国人がいないのが良かった、昨年は立ち入り禁止の中に入って写真を撮るは大声で話すは、日本の文化に合わせられない中国人は来ないで欲しいですね。新型コロナで入国禁止になっているのでできれば中国からの一般観光客には続けて欲しいね。
後で案内板を見ていて分かったのだがここは「赤城南面千本桜」通りに「みやぎ千本桜の森」公園が隣接しているのですね。「赤城南面千本桜」はこの期間は通行どめになっている桜並木の通りで世界の桜とか日本の桜とか菜の花が咲いている広い場所は「みやぎ千本桜の森」公園なのですね。バイクを止めた駐車場も公園の駐車場でした。祭りは公園内でやるので中止になったから公園内の露店は出ていなかったのですね。でもみやぎ千本桜の「みやぎ」の意味は何だ?。
1時間ほど散策して千本桜を後にして出発する。からっ風街道からK336>K335でR122に出てK62で反時計回りで赤城山を回って望郷ラインに出て月夜野方面に向かう。上毛高原駅近くの蕎麦屋でお昼にする予定だ。気持ちよく走って望郷ラインも終わる11:27上越線手前でイダテンにアクシデントが起こった。昼食前にバイクに給油をと思っていたのだろう。前方にENEOSのカンバを見つけたと思ったらそこはコーナーだった。アッと気付いてブレーキを握ったら・・・所謂握り転け、ステンと転倒してしまった。エンジンガードが全衝撃を吸収してくれてバイク自体のダメージはないみたい。イダテンも少し打った程度で大丈夫の様だ(打撲の痛さは時間差で出てくるのです)。後ろを走っていたヒロイノが直ぐにバイクを止めてカシャ、この辺は見習わなければ!その後ちゃんと助け起こしました。もちろんキャメラも加わって。曲がったエンジンガードを手で引っ張って少し戻したら先に曲がっていた右側のエンジンガードと良い感じでバランスが取れた。その後見つけたENEOSは単価表示がなかったのでスルーして次のENEOSで給油して上毛高原駅近くの蕎麦屋に入った。
うどんそばの店「天丸」に着いたのが12時ちょっと前で満席で中に入れないとお店の方がメニューを持ってきてくれた。先に注文しておけば早くできるとのことで3人とも”辛っ風そば(天ぷら付き)”を頼んだ。ちょっと待ってお店に入れたが蕎麦が運ばれてきたのは12時半でした。その後はだんだん空くばかりで一番タイミングの悪い時に着いたようだ。蕎麦は田舎蕎麦風で蕎麦より薬味に目がいった。ネギとわさびは勿論、葉わさびに辛味大根とメニュー名通り刺激的な味わいだった(つゆに辛味大根を入れすぎた)。
午後1時に後半の部へ出発する。時間を食ってしまったので大道峠経由はやめてK36からR145に出て榛名に向かう。K28裏榛名に入ると二人ともアッというまに消えていった。気持ちよく走れる速度で後を追う。まだ道路脇に雪が残っていて気温も下がってきた。暖かくなってきたので午後出るとき普通のグローブに変えたのがまずかった。また指の感覚がおかしくなりそうだった。榛名はそのまま通過してK33で妙義山を目指す。途中地蔵峠は砂が浮いていて怖かった。この時期のこの手の峠は要注意です。
妙義山へのルートに入って間もなく妙義神社の前にある道の駅みょうぎの駐車場にバイクを止めて妙義神社に向かう。後で分かったのだが妙義神社にも駐車場があって参道の途中まで上がれるのでした。階段の参道を昇って行くと樹齢二百年余りのしだれ桜が見頃になっていた。
更に進んで総門を抜けると境内案内図があって本社まで階段が165段あるとのことで時間も押していたのでここで参拝してUターンすることにした。
イダテンの予定ではこの後さくらの里に寄る予定だったが近くの駐車場から徒歩20分かかるとのことで何だかんだで1時間くらいはかかりそうなので明るいうちに帰宅したかったので諦めて帰路に着くことにした。
妙義山から下ってK51に出てそのまま南下してR254に出るのかと思っていたらK51を北上してK199から富岡に出た。妙義山絡みで初めてのルートだった。富岡のファミマで休憩、富岡まできたのでこの後休憩もいらないだろうとのことでここで解散となった。
イダテンとキャメラは富岡ICから上信越道に入って関越道で練馬まで一緒に、ヒロイノは下道で帰路に着いて途中児玉の千本桜に寄ったとのこと。数日前のネットでは散り始めとあったがまだ見頃を維持していたようだ。
17:20キャメラ無事帰宅する。明るいうちに帰れた。新型コロナ騒動から離れてお花見ツーリングを楽しめた。キャメラの走行距離は440km、お疲れ様でした。