一週間前は湯西川/奥日光への１泊紅葉狩りツーリングだったが、今週は日帰りでの紅葉狩りツーリング。いつものようにイダテンがルートを計画してくれた。先週から季節が一気に進み、もう標高の高い峠越えは危ないとの判断だろう、埼玉北部からぶどう峠>馬越峠>信州峠>柳沢峠>青梅街道へと巡るルートとなった。
　当日の朝、気温はちょい低めだが、先週ほどの寒さではなく朝からいい天気。今日もきれいな紅葉狩りが期待できそう♪、集合は関越の高坂SAに７時半。関越の新座料金所の手前でR1らしき後ろ姿を発見。近寄るとイダテンだった。一旦横に並び挨拶を交わして、高坂SAまでのんびりランデブー。高坂SAには７時５分くらいとちょっと早めに着いたが、既にR100RS改のキムスケがすぐ近くに停まっており、よく見回すとちょっと離れたところにジュニアGSとテルリンXRも停まっていた。順番的には自分がいちばん最後だったわけで、皆さんの早起きには負けました。。。あと１台、RZV500のKさん(ヒロイノ職場仲間)が来るようなことを言っていたが、集合時間の７時半になっても来ないので、５台でのツーリング開始となった。（結局、Kさんは家族絡みの予定が満杯で来れなかったそうな）今回のツーリングは丸一日、先頭イダテン、ジュニア、テルリン、キムスケ、ヒロイノの順番で走行。

　関越を本庄児玉ICで降りて、R462で西へ向かう。そのままずっとR462でもいいのだが、途中 児玉からK44に逸れてK13でまたR462に戻るルートを走行。こっちの方が車が少なく快走できるので定番ルートになりそうです(今回で２回目)。R462に戻り神流湖を過ぎた先の道の駅「万葉の里」で初回の休憩。道の駅付近の紅葉はまだもうちょっとという感じだったが、ここから標高を上げていくので、紅葉狩りにはちょうどいいくらいを感じさせるくらいの色づき方。
　そう言えばジュニアが「今日は野菜を買いたい」と宣言しており、道の駅など停まるたびに野菜を物色していた。奥方に命を受けて来たのだろう(笑)。道の駅を出発して、R462>R299>K124と日航機が墜落した御巣鷹山の麓の上野村を道を快走。車はそれなりにいるが追い越しに困るようなほどではない。が、ぶどう峠の手前で一旦追いついたトヨタの新型86が、我々にプッシュされるを嫌ったのか、急に猛ダッシュ。とんでもない速さでイダテンを引き離して行ってしまった（もちろんイダテンは敢えて追い駆けなかっただけだが）。

ぶどう峠でその86ともう１台GT-R(R32)が停まっており、我々はそのまま通り過ぎたが、数キロ走ったところで最後尾を走る自分のすぐ背後になんとGT-Rが迫っていた。そのすぐ後ろには例の86も。イダテンの前にペースの速いオフ車(ジェベル250?)がいて、オフ車がペースメーカーだったが、イダテンが抜かないくらいのかなりのペースなはずで、これくらいのペースだと過去に峠道で車に煽られたことなどまずないのだが、この車２台はちょっとした走り屋らしい。時折、数ｍまで近寄って抜きたそうな感じも受けたが、道を譲るほどのプレッシャーは感じなかったので、そのまま気にせずに走行していたら、諦めたのか十分な車間を取るようになった(でそのうち居なくなった。Uターンしてまたぶどう峠に戻ったか？)。一方の先頭のオフ車は、K124>大鰭(おおひれ)トンネル>K2と馬越峠の方までずっといいペースで我々を先導してくれたが、途中で脱落?(いなくなった)。

　馬越峠手前から、いつものイダテン先頭での走りに戻った。K106で信州峠を越え、少し下ったところでクリスタルラインに左折し瑞牆山方面へ。このままクリスタルラインでの走行にルート変更かなと思ったが、イダテンが今年９月？にオリエンテーリングの大会で寄ったことのある「みずがき山自然公園」に立ち寄るためだった。みずがき山自然公園は瑞牆山の荒々しい迫力のある巨岩、奇岩が間近に見れ、しかも公園にはきれいに色づいた紅葉もあり、さらに休憩施設、売店などもありなかなかいい場所でした。

ただ、バイクも紅葉も瑞牆山も全部入れて写真が撮れなかったのはちょっと残念でした。

途中の道端の紅葉ポイントでバイクも入れた写真を撮ったところで時刻は１１時を過ぎていたので、先ほど県道から左折した付近に看板が出ていた「みずがき そば処」で昼食を摂ることになった。

　看板の１つには「市営」のところにテープが貼られていたので、元は市営だったようだ。１１時過ぎでちょっと早かったのですんなり入れたが、１１時半過ぎには満席になり、いいタイミングで入ったようだ。なかなかの人気店と思われる。

定番の天ぷら蕎麦がなかったのが残念だったが、イダテンは山菜そば＋花豆の煮豆。ジュニアはきのこそば＋おにぎり。テルリンはもりそば＋おにぎり。キムスケは月見そば。ヒロイノはもりそば大盛り。手打ちの二八そばと思われ、ちょっと太め。ツユはみりん多めでしっかり味なものの、出汁が少ない？旨味が少ない？のか、最近美味しいそばを食べていたので舌が肥えてしまったのか、先週に続いてここのそばももう一声に感じた。残念。
　腹を満たして、走りも後半。K601>K23で須玉方面へ南下し茅ヶ岳広域農道へ。茅ヶ岳広域農道はK27(昇仙峡ライン)の東側に新たな茅ヶ岳東部広域農道ができており、かなりの快走路となっている。イダテンは当然のようにその東部セクションへと。途端に先頭３台が前方に消えていった・・・。R100とMTもそれなりの速度で追っ掛けるが全く追いつかず。その途中、24時間年中無休のパトカーが道路脇に鎮座していて、一瞬驚くが減速が間に合うわけもなく、「なーんだぁ、ビックリさせんなよ」と思いつつ先を急いだ。新しい農道はそのまま行くと昇仙峡の方へ行ってしまい甲府市街から離れていってしまうので、K101のところで甲府市街へと。K6に出ると交通量が一気に増え、すり抜けも難しく車と一緒にタラタラ走っていると、

突然イダテンがUターンして反対車線を戻って行った。さらにジュニアもUターンして、何だ？と思ってその戻った先をみると農協の販売所だった。ジュニアの野菜買い出しがまだ完了していなかったので、わざわざ反対車線側にあった農協販売所に立ち寄ることにしたらしい。
　そこでジュニアは段ボール一杯の大量の野菜を購入し、まさに箱買い！　テルリンは大きな椎茸、イダテンもナスを買っていた。段ボールをGSのリアシートに括り付けて、すごいなと思っていたら、そのすぐ近くで原チャリ(スクーター)の足元にジュニアを超える溢れんばかりの野菜を搭載してるオバチャンがいてビックリ。かなり雑な積み方なので、走り出したら野菜がこぼれ落ちるのでは？という我々の期待をあっさり裏切って、そのオバチャンはさっそうと走り去って行った。
　野菜もたくさん買ったので再出発。K6からR140バイパスの西関東道路へと左折し、長いトンネルを抜けたところで東山フルーツラインへと入った。この東山フルーツラインは塩山のフルーツラインに繋がる広域農道で、適度にコーナー、アンジュレーションがありなかなか楽しめた。途中 開通してない部分を回避して細い道に出たところで、前を走るキムスケが道を間違えてしまった。前の３台は視界から消えており、道なりに辿っていたのだが、道なり左急カーブのところを直進してしまった。無線も繋がっておらずキムスケはどんどん先に行ってしまうので、仕方なくキムスケの方へ行ってかなり先で間違いであることを伝えた。戻ると余計遠回りになりそうなので、別ルートで本来のルートに戻ったが、しばらく走っても全く先頭集団に追いつかず、どこかで行き違いになってしまったのか？と心配になり一旦本来ルートでミスルートしたポイントまで戻ってみた。が、誰も居ないので、やっぱり先に行ってしまったようだ。気を取り直して、キムスケと２台で、塩山フルーツライン>R411で柳沢峠に向かう。

　たぶん柳沢峠で待っているだろうと予想していたが、その予想通り先頭３台が待っていた。３台は３台でイダテンが珍しく別のところでミスルートしたそうで、大して待っていなかったようだ(笑)。あとはR411(青梅街道)を走るのみであるが、さすがに交通量が多く追い抜きポイントも限られてしまい、５台揃って柳沢峠を出発したが、ちょっと走り出したらすぐにまた３＋２に分断しての走行になってしまった。小河内ダムで最後の休憩と軽く打ち合わせたつもりだったが、駐車場を探してもどこにもおらず、また先へ行ったんだなということで先を急いだ。奥多摩の街も過ぎて、このままなんとなくの流れ解散となっちゃったのか？と思っていたら古里のK45分岐の交差点にあるセブンイレブンで３台が停まっていた。やはり小河内ダムの駐車場が混んでいてすんなり停められそうにないから先に行ったそうだ。セブンイレブンで小休憩して、あとは各自帰宅方向が違うのでそこで解散となった。

　今日も特にトラブルもなく、一日中晴天、紅葉の色づきもバッチリ、気温もさほど寒くなく、絶好の紅葉狩りツーリングでした。先週の１泊ツーリングでお腹いっぱいでしたが、今日は今日で別腹でした♪♪(笑)