3G's Touring Photo Album

新緑ツーリング

一気に走った!福島・山形・新潟・長野

photo:イダテン&キャメラ  report:キャメラ

2016/5/28・29(土・日)晴れ

【参加メンバー】
 ジュニア、イダテン、よっちゃん、キャメラ

【走行ルート】

[5/28(土)往路]
A:羽生PA(集合)
B:那須高原SA
C:セブンイレブン 猪苗代湖
D:駅裏磐梯
E:飯豊龍胆そば(昼食)
F:白布温泉
G:桧原湖
A:季の郷湯ら里(宿泊)
[5/29(日)復路]
A:季の郷湯ら里(宿泊)
B:田子倉湖
C:魚沼 広域農道
D:ドライブインふる里(昼食)
E:関田峠
A:東部湯の丸SA
B:高坂SA(解散)


地図をクリックするとGoogleマップが開きます

1日目 5/28(土)曇りのち晴れ

 五月は新緑のシーズン、秋の紅葉シーズンと並んでバイクで走るのには絶好の季節だ。この五月梅雨前の最後の休日にいつものメンバーでのツーリングだ。家庭の事情で急遽ヒロイノは参加できなくなったがジュニア、イダテン、よっちゃんとキャメラの4台で走ってきた。

羽生PAにて

 集合場所の羽生PA手前の羽生ICから赤のDUCATI ST4sが入ってきた。イダテンだ、後ろに着いてそのままPAに入る。7時ちょい過ぎ、集合時間の7:30よりかなり早いが間も無くジュニア、よっちゃん兄弟が新旧のBMW R1200GSが到着して全員が揃った。
 予定通りの7:45に出発、東北道を走って那須塩原SAで休憩して白河ICで東北道を下りて羽鳥湖に向かう。そのまま走れば羽鳥湖の湖岸にでる筈なのだがどうも手前で曲がって羽鳥湖の裏側を通りすぎた様だ。ナビを見ていたら羽鳥湖が見えていた。こんな道があるとは知らなかった。羽鳥湖を通り過ぎて猪苗代湖に向かう。

見えないですが猪苗代湖です

 猪苗代湖の東側を走れば湖岸を走ることになるのだが南側なので猪苗代湖は見えない。ナビを見て確認しているのでなんと分かるがポイントとなる場所で止まらないのでナビがないとどこを走っているか分からない。猪苗代湖のセブンイレブンで休憩していると我々に車で道をゆづったと言うお兄ちゃんが話しかけてきた。ハヤブサに乗っているとかでイダテンがお相手をしてあげていた。面倒なので参加しなかったが訛りと言うか福島弁を聞いて今福島にいるという実感を得られた。
 猪苗代湖を出てから磐梯山ゴールドラインに入る、と皆さんのペースがグッと上がる。このペースで走ると自分は2日は待たないと判断してマイペースで走ることにする。それにしても若葉が綺麗だ。

緑の中の道の駅裏磐梯 緑が綺麗だ

新緑のゴールドラインは車も少なく快適に走れる。ところどこで藤の花が若葉を藤棚にして見事に咲き誇っていた。バイクを止めて写真を撮りたいがマスツーリングなので諦める。桧原湖に出て道の駅裏磐梯で休憩する。

飯豊 龍胆そば

 道の駅を出て喜多方を過ぎて飯豊トンネルに向かう。途中そば処の龍胆(りんどう)で昼食にする。そば処と言っても古い民家で蕎麦を打って食べさせてくれると言う感じ。蕎麦を待つ間に冷奴、アスパラ、切り干し大根、ミョウガを頂く、サービスでちくわの天ぷらと春菊の天ぷらが山盛りで出てきた。これだけあれば大盛りはいらない。出てきた蕎麦はしっかりした腰があって自分好みの蕎麦だ。美味しい蕎麦で食べに来る価値のあるそばだと思う。この腰は何のつなぎを使っているのかとおばちゃんに聞いたらつなぎは使ってないと言う。つまり十割蕎麦ということだ。一般的に十割蕎麦はうまく繋がらず切れ切れになるのだがここの蕎麦はそんなことはなくしっかりしている。その種明かしは「湯ねり」だった。普通のそば打ちは水回しがポイントと言うように水でねる。これはつなぎの小麦粉のタンパク質が水でグルテンに変わりその粘性でそばをまとめるのだが湯ねりは熱湯で蕎麦自体のでんぷんを糊化してまとめるのでつなぎなしで蕎麦を打てる。つなぎを使わない十割蕎麦だ。湯練りの十割蕎麦がこんなに腰があってしっかりしているとは知らなかった。打つ人の腕かもしれないけどね。

これは値段の内
これはサービス
しっかりした腰の十割蕎麦
おかずがいっぱいあるので普通盛りで十分お腹いっぱいになりました

 蕎麦屋さんを出て間も無く飯豊トンネルだがあっけなく抜けてしまった。トンネルはできているのになかなか通ることのできなかったルートなのでちょっと感激的なことがあるかと思ったら止まることもなく普通の山にあるトンネルで過ぎてしまった。意識していないと分からないくらいだ。飯豊トンネルを抜けて福島県から山形県に入ったことになる。山形の新緑の中を走って米沢手前から再度福島に向かう。3G'sでよく来た小野川温泉を通り過ぎて白布温泉手前でキャメラに悲劇が起こった。リアバックが回転してタイヤに接触して破損してしてしまった。去年と同じだ。普通に走っていればこんなことはないのだがワインディングで右左に振られて緩んでしまった様だ。白布温泉で応急処置をして出発する。

応急処置で固定しましたここはどこ?地図では白布温泉の中心部です
昼からは青空も、湖と若葉がいいですね

 白布温泉から直ぐにワインディングに入る西吾妻スカイバレーだ。ワインディングを走っているとやはりリアバックが気にかかかる。白布峠を越えて福島県に戻りスカイバレーを下りると桧原湖だ。今度は湖畔を走ったので湖を実感できた。先頭グループが湖畔で止まっていてくれた。今日、始めて風景をバックにして撮れる場所に止まってくれた。このままではホームページに載せる写真が撮れないかと心配していたのでホッとした。磐梯山をバックにできたのでどこへ行って来たか分かるだろう。

バックは桧原湖と磐梯山です。ここは福島県です

 桧原湖から先ほとは登って来た磐梯山ゴールドラインを今度は下る。また若葉と藤の花のコラボを楽しめた。会津若松に出て更に今日の宿の只見町まで頑張らなねばならない。日が長くなったと実感できる。宿の深沢温泉季の郷湯ら里に着いたのは6時過ぎだったが食事を7時半にしてくれたので宿の前のむら湯に行くことにした。宿の前にはゴルフ場並に手入れされた芝生が広がる。芝生の緑も良い。ここ季の郷湯ら里には2010年の新緑ツーリングで来ているので宿の前のむら湯のことは知っている。フロントでチケットをもらえば入浴料600円が無料で入れる。源泉掛け流しで鉄分を多く含んだ赤褐色の温泉だ。むら湯でゆっくり疲れをとって湯ら里の部屋に戻って美味いビールで喉を潤してから夕食に向かった。

前菜からしゃぶしゃぶ、刺身に天ぷら、焼き魚に煮物、茶碗蒸し、蕎麦に山菜めしと
ハズレなしで美味しく頂きました

廊下は静かに、二次会も静か目に

 美味しい夕食を頂いた後は部屋に戻って2次会、と言ってもアルコールを頂くのはジュニアとキャメラだけちょっと盛り上がりにはかけバカ話は少ないがバイク談義、etc・・・(エトセトラはETCなんですね、今気づきました)で11時に就寝となりました。


2日目 5/29(日)晴れ

 二日目は朝から良い天気で早く目が覚めた(3時頃から半分目が覚めた状態だったが)ので宿の風呂に入った。こちらも深沢温泉なのだが昨日入ったむら湯とは源泉が違うのか透明でした。源泉掛け流しではない様で塩素の匂いが少しした。温泉には違いない様で部屋に戻ってから汗が出てきた。

毎日餅つきしている?

 朝食は7時半からで7時に餅つきがあった。ちょっと見ていたがかなり力が入っていた。つく前の練りが大変で二人で腰を入れて杵で練り、この練りでほぼ餅になっていて餅つきは最後の仕上げの様だった。つきあがった餅は朝食できな粉餅、あんこ餅、くるみ餅、おろし餅、納豆餅として振る舞われた。自分はくるみ餅を頂いたがつき立ての餅はツルツル喉に入って行っていくらでも食べられそうな感じがした。朝食はバイキング方式で各自のメニューは次に様になりました。

ジュニア
イダテン
よっちゃん
キャメラ

ここなら雨も夜露も大丈夫。よっちゃんに手伝ってもらってバックの固定中

 食事を済ませて出発準備、バイクは1階部の駐車スペースに止めたので準備も楽です。雪国の建物ですね。住居スペースは2階になってました。復路のルートは昨年のサマーツーリングのリベンジで関田峠を回って信州から帰ります。

恒例、出発前に宿の前で記念撮影
宿の前は芝生の広場があって新緑がいっぱい広がっています

ここは田子倉湖ですが湖面は後ろの崖の下です

 宿を出ると間もなく田子倉湖だが皆さん元気よく飛んで行ってしまった。田子倉ダムの下にも堰がある様で堰き止められている湖面が鏡面になっていて風景を逆さに映していた。写真とかで見たことはあるがこれほど綺麗に映しているのを実際に見るのは初めてだ。ここはカメラに収めたかった、残念。田子倉ダムの駐車場には朝から多くのバイクが止まっていたがメンバーの姿はなく田子倉湖も通過してしまった。田子倉湖が終わるあたりで待っていてくれたので写真を撮る。田子倉湖を過ぎると直ぐに六十里越トンネルだ。トンネルを抜けると新潟県に入る。景色も観たいがそんな余裕がない。R252を一気に下って入広瀬まで降りた。入広瀬からR252と並列に走る県道を飛ばして小出手前で広域農道に入って休憩する。広々として畑が広がるのどかな風景で日常から離れた気分に浸れる。

小出近くの広域農道にて、田舎のいい風景です。中央後ろのギザギザの山が八海山です。
畑には花も咲いてました。花とイダテンのワークマンのシャツが彩りを添えてくれてます。

今回で2回目のドライブインふる里、ツーリングマップルに載ってます

 10時を過ぎて体も起きてきて先も見えてきたしリアバックも大丈夫そうなので皆さんに着いていこうと頑張った。イダテンが幹線道路を避けて車がいないルートを選んでくれるので走りは楽しめる。1時間半ほど走って昼近くほくほく大島近くの食事処ドライブインふる里に到着した。昨年のサマーツーリングでも利用したお店だ。

黒から白から
カツ丼
野菜炒め
キャメラは今年初の冷やし中華

 お腹を満たして午後の部は関田峠を目指す。昨年のサマーツーリングは雨で回避したしその前にも何回か通ったがいつも雨とか濃霧で晴れた関田峠は走ったことがない。今日は間違いなく晴れている。結構道幅もあって快適なルートだった。峠近くの駐車場で休憩したが昼過ぎで霞がかかって残念ながら日本海は見えなかった。

関田峠 晴れていれば日本海が見えるのだが

 関田峠を越えたら信州は長野県だ。野尻湖というルートも聞いていたが時間も押していたので止めたようだ。寄り道は止めて豊田飯山ICから上信越道に上がって帰路につく。

東部湯の丸SA、アイスでエネ補給 無事高坂SAに。お疲れ様でした

途中給油がてら東部湯の丸SAで休憩して高坂SAに向かう。渋滞情報も初めは高坂SA手前で2kmだったが進んで進んで行くと5kmとだんだん長くなって行く。天気の良い日曜日の午後なので渋滞は仕方がない。渋滞をすり抜けて高坂SAに無事到着して解散となった。
 今回の新緑ツーリングは天気にも恵まれ快適に走れた。イダテン曰く雨男はヒロイノかも。それにしても良く走った。キャメラのメーターでは家からだと1000kmを越えてた。でも新緑を楽しむにはちょっと速すぎたかな。

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