マザー牧場を通過し、R465＞K182のもみじロードへ。もみじロードは、地元の観光資源として力を入れてるようで、あちこちに「もみじロード」の幟(のぼり)が立っており、臨時の休憩所もたくさん設置されていた。休憩所付近には案内係のおじさんが多数配置されており、力の入れようがよく分かった。しかし残念ながら肝心のモミジの色づきがまだまだで、２割せいぜい３割程度と紅葉を堪能するには淋しい状況だった。それもあってか先頭のイダテンは１０km強のもみじロードでどこにも止まらず一気に走り抜けてしまった。せめて写真１枚くらいは撮りたかったのだが・・・。

　その後も房総半島を抜ける山合い、谷沿いの田舎道を淡々と走り、和田浦で外房の海沿いに出て道の駅WA･O!(ワオ)で2回めの休憩。ゲスト参加の2台もあり、初めから”今日はのんびりツー”と言っていた通り先頭イダテンのペースも普段よりはかなりゆっくり目である。最初はのんびりツーと言っていたのにR1で登場したので、飛ばすペースを予想(覚悟)していたが杞憂に終わった。

　道の駅を出て鴨川で昼食を取るべく食事処「まるよ」へ。到着はまだ11時と早かったのだが店の周囲には車と待ち人であふれていた。ツーリングマップルにも出ている店でバイクも多い。しばらく待ってなんとかバイクを止めたが、その間もぞくぞくと車、バイクがやってきてホント人気店のようである。

　結局待つこと１時間で店内へ。が、店内に入ってオーダーするまで10分、食事が出るまでさらに30分と、到着時にはまだ余裕があった空腹感もすっかりペコペコになってしまった。ここは鉄華丼、天丼、エブフライ丼など海鮮系の丼ものが売りのようだが、トンかつ、ハンバーグ、メンチカツなど、普通の定食屋にあるメニューもあり、実に豊富なメニューがあった。ただこれだけ混雑しているのだから、人気メニューに絞ってもっと回転/効率よくした方がいいのではないか？と、余計なお世話的なことを言いたくなるくらい、混んでいて待たされた。実際に、豊富なメニューがあるにも拘らず、自分以外の５名は「特上まるよ天丼」を注文。自分は「ブリ照り焼き定食」。特上天丼は、大海老２本＋かき揚げが乗ったかなりのボリュームで、完食するのに皆苦労していたようだ。隣席の女性は上の天ぷらだけ食べて、ご飯は９割方残していた。

　腹もたんまり満たされたので、粟又の滝へ向けて出発。養老川にある滝なので別名「養老の滝」とも呼ばれている。ここまではアクアラインの渋滞を感じさせるような混雑は昼飯以外では感じなかったが、粟又の滝の近くになると急に人と車が増え、

滝の最寄りは観光客で大混雑。韓国語や中国語もチラホラ聞こえる。駐車場は混雑してるので塩梅良く広い歩道にバイクを駐め滝まで数百ｍ散策。川底に降りる前から滝は見えていたが、粟又の滝はゆるく傾斜した岩盤の上を滑るように流れるナメ滝で見栄えのいい滝であった。人が多すぎてちょっと溢れていたが、観瀑道もそこそこ整備されており、しばし滝見物を楽しんだ。

　あとはK81＞うぐいすラインなる抜け道を通っての帰路である。K81は外房から千葉市街に向かう主要道のようで車が多く、

ほぼイエローラインなのであまり追い越しもできず、車の流れに合わせた眠気を誘うペースでの走行が続いた。 しかし房総半島内の道はどこも狭い感じで、またどこもおんなじような風景の場所ばかりで、自分的には半日で飽きてしまった。特に帰り道は車のペースだったのでホント飽き飽きだった(汗) もうちょっとかっ飛べる快走路や峠があると楽しいのだけど、と思った。うぐいすライン＞K14と走り、蘇我インター手前のローソンで最後の休憩。16時も過ぎており、ここで解散となった。天気は途中薄日がさしたものの、ほぼ一日曇りで青空は拝めず紅葉狩りツーとしてはちょっと残念だったが、トラブルは全くなく予定通りのルートを走ることができたので良しとしましょう！
　ヒロイノ/MT-07の走行340km、燃費29.0kmでした。