サマーツーと出雲大社ツーで泊まりがけのツーリングが続いたので久しぶりの日帰りツーリング。今回は紅葉の進み具合とあまり行っていないところの組み合わせで検討し、群馬の奥四万湖(四万温泉)と野反湖へ行くことにした。どちらも新潟、長野との県境付近にある湖で、かなりの距離を出戻りになるのであまりツーリングでは行かないが、のんびり紅葉狩りと考えれば悪くない選択肢かなということでヒロイノの独断で決定しました。
集合は関越道の高坂SAに7時半。6時45分とちょっと早めに着いてしまったので自分が一番だった。今回は職場のバイク乗りに声を掛けたところ2名が参加するとのことで、3G'sのメンバーに加えて計6台が集結する予定である。職場からの参加はR100RSさんとRD500LC(国内名RZV500R)さん。自分も一緒に走るのは初めてである。しかしRD500LCはご存知の通り2ストV4エンジンを積んだヤマハのレーサーレプリカ。発売からもう30年近くも経っている。以前は職場にこのバイクで通っていたようだが、数年前から全く乗らなくなりエンジンが腐ってしまったようだが、2年前からレストアを初めてようやく今年に入って再度動くようになったらしい。一方のR100RSも27歳とかで、古いバイクをいろいろと弄って楽しんでいるらしい。マスツーリングはあまり経験がないもよう。3G'sのメンバーはキャメラ、ジュニア、よっちゃん、ヒロイノの4名が集合。そういえばジュニアが今年度モデルのNewGSに乗ってきた。一昨日納車されたばかりらしい。全く違和感がなかったので、登場してもNewGSとはしばらく気付かなかった。ヘッドライトなどをよく見ればLED化されていたりと違いはあるのだが、パッと見の大きな変化は少ない。奥さんも新車に買い替えたとは気づいてないらしいが、無理もない。(笑)
皆、時間通りに集合したので予定通り7時半過ぎには高坂SAを出発。天気は快晴!ただ思った以上に冷え込みがきつく、高坂SAに来るまではかなり寒い思いをした。 直接四万温泉に向かうのでは早過ぎるので、榛名山に寄ることにした。
前橋ICで降りてすぐに初回の給油。話によるとRD500の燃がかなり悪いらしく、巡航が150km?!くらいというので早め早めの給油となった。乗り方にもよるらしいが燃費は10〜12km程度と本当に悪いみたいです。タンク容量が15Lとのことで、確かに150kmで給油をしなければならない模様。K153>K154とつないで広域農道の榛名フルーツラインに入る。なかなかいい道なのだが、まだ全開通しておらず、途中でパタッと終わってしまい行き止まりになってしまうのが惜しいところ。行き止まりまで行くとリカバリが大変なので、ちょっと手前で南下してK211に入る。K33で北上して榛名湖を目指し榛名湖畔で1回めの休憩。榛名湖は前の週にキャメラと来ており紅葉はちょうど今週くらいか?と思ってたが、まだ今週でももう一声ってところだった。山の方は色づきも良かったので、翌週くらいがちょうど湖畔の見どころなのだろう。
▲▲▲▲▲ 榛名湖 ▲▲▲▲▲
榛名湖を出発し裏榛名(K28)>R145>中之条>K234>R353とつないで四万温泉を目指す。途中 中之条で給油しようとしたが日曜で休みだったりと思ったようにスタンドがなく結局四万温泉まで来てしまった。ただまだ10時と昼食には早すぎるのでまずは四万温泉を通り過ぎて奥四万湖(四万川ダム)まで行くことにした。奥四万湖は榛名湖より北にあるが標高は800mと榛名湖よりも300mほど低いためか、ここも紅葉の色づきはもう一声って感じだった。ゆっくりと奥四万湖の湖畔道路をぐるり一周し、昼食がてら四万温泉へと向かった。
∪∩∪∩ 奥四万湖 ∪∩∪∩
∫ ∫ ∫ ∫ 四万温泉 ∫ ∫ ∫ ∫
ほどなく四万温泉に着いたが道が狭く、歩行者をかき分ける感じで温泉街を抜けて、なんとか駐車スペースを見つけた。ただ時間はまだ10時40分。旧車2台が参加するので、多少のトラブルやスローペースを見込んでいたが、ここまでは何の問題/トラブルもないので想定していた以上に早く着いてしまった。昼食の前にまずは四万温泉観光。と言っても観光スポットはただ一つ。「積善館本館」という宮崎アニメの千と千尋の神隠しに出てくる温泉宿のモデルになったと言われている古き趣きのある建物が唯一?の撮影スポット。確かにあまり見たことない建物で、アニメに出てきたのと同じ雰囲気である。
程なく観光&撮影も終わるが、まだ11時前。ここまで早い到着は想定外だったので昼食を予定してたそば屋の「小松屋」の営業時間を調べてなかったが、今更ながらに調べると営業は11時半からだった。まだ30分以上もある。ただ隣にも「中島屋」というそば屋があり、幸いこちらは11時からの営業だったので中島屋で昼食をとることにした。 メニューもそこそこ豊富で、味も量も及第点。蕎麦にはうるさいキャメラの口にも合ったようで、みな満足できたようで良かった。
今回のメンバー紹介です
腹を満たして四万温泉を後にする。今後は今日3つめの立ち寄りスポット、道のり60km強の野反湖。ルートプラン時は気にしてなかったが、榛名湖、奥四万湖、野反湖と図らずも今日は群馬の湖巡りとなった。 R353を15kmほど出戻りしK55へと右折。すぐにキャメラが下調べしてあったスタンドで給油。標高1000mちょいの暮坂峠付近は紅葉もいい感じになってきた。一旦下がってR292>R405で野反湖へ向かう。この区間約20kmも丸々出戻りになるが、道もそこそこのワインディングで路面も悪くなく楽しめる道なので、大した苦にはならない。
野反湖見向かうR405はどんどん標高を上げて行き、途中からだんだん紅葉がきれいになってきた。そして森の中を走っていて富士見峠を超えるとすぐに目前の視界が広がり、静かな佇まいの野反湖が見えた。富士見峠のすぐ先にレストハウスがあるのでそこで撮影タイム。ただ峠手前まではきれいな紅葉の森だったのだが、富士見峠に来た途端、広葉樹の森林限界を上回ったためか赤色黄色といった紅葉は見当たらなくなってしまったのが残念だった。道はまだ野反湖の向こう岸まで続いているので、行き止まりになるのは分かっていたがとりあえず行けるところまで行くことにした。向こう岸にはダム(野反ダム)があり、野反湖の水はすぐそこにある長野県との県境を超えて秋山郷のある切明温泉に流れていくようである。歩きでならここから秋山郷に行けるらしい。(と言っても15kmくらい歩かなきゃならないようだが。) そのダムの上を通って数百m進むとキャンプ場エリアに入り、そこの駐車場で行き止まりである。
∀∀∀∀∀ 野反湖 ∀∀∀∀∀
あとはR405>R292>長野原>R145>中之条>R353>渋川伊香保IC>高坂SAと帰るのみ。途中、八ッ場ダムのできるエリアを通ったが、どんどん新しい道や、吾妻線の新しい線路ができており、壮大な税金の無駄遣い現場を目の当たりにした。
(もちろん恩恵を受ける人もいるのだろうから、全部が全部無駄ではないのだろうけど・・・)そのエリアの道の駅「あがつま峡」で休憩したが、どうやら前の週10/11にオープンしたばかりの道の駅だったようである。確かに真新しい感じはしたがオープンして一週間とは知らなかった。
道の駅でジュニアは息子さんの誕生会があるのでこのまま直帰するとのことで、中之条のガス補給でお別れ。残り5台で帰途に着いた。前週が台風で今週天気が良かったため観光客が多かったのか、渋川伊香保ICで関越道に乗るとすぐに渋滞。皆には高坂SA集合と伝えてあるのですり抜けをしつつのフリー走行となった。やはりすり抜け慣れしてる3G'sメンバーとの差はかなりあるようで、我が職場の2台は10分以上遅れて高坂SAに到着。でも無事に到着してなにより。4時を回っていたが、すり抜けばかりで皆疲れたようなので5名でパフェ休憩。甘いものを食べてリフレッシュしたところで5時前に高坂SAで解散となりました。
イダテンも不参加だったし、旧車2台の参加ということで、ゆっくりペースを心がけたつもりでしたが、あまりゆっくりじゃなかった、という声もチラッと聞こえたような気がしました。(汗) でもとにかくノントラブル、無事故だったし、朝こそ寒かったものの、天気はほぼ丸一日快晴と絶好のツーリング日和で、気持よく紅葉シーズンの群馬路を走ることができました。
職場の2名も機会があればまた参加したいと言ってますので、そのうち3G's入会を薦めてみたいと思います(笑)
次回はいよいよ今年の走り納めツーリングです。走り納めとしては珍しく?11/15-16の一泊ツーリングの予定です。行き先はまだ決めてないので、行き先の希望などあれば考慮しますので早めに連絡ください。
○●○● 今回のおまけはTheta全天球写真 ●○●○
写真をクリックしてください。面白い世界が見られます、いろいろいじってみてください。