５月５日こどもの日快晴、GW終盤と言えどまだ下りも渋滞していると予想して早めに家を出たが関越道も流れていて集合時間の７時半の結構前に高坂SAに着いた。メンバーを探すが見当たらない。普通は直ぐに見つかるのだが・・・、それらしきバイクがあったので止めて周りを見渡してやっと見つけた。なんと反則のハンチング帽をかぶっているので分からなかった。既にヘッド、ジュニア、ウプサラ、アプリコット、コチョリンが着いていた。コチョリンは新車のBMW NEW R1200GSで日帰りでの参加だ。水冷の新水平対向エンジンを積んでいる。パッと見同じ様に様に見えるがシャフトが右から左に変わっていた。最後に秀ちゃんがコチョリンから譲り受けたKTM でやって来きて本日の参加メンバーが揃った。
　予定通り高坂SAを８時に出発して月夜野ICで降りてR17三国街道で新潟方面に向う。今回のツーリングは普段の土日に休めないアプリコットのためのGWスペシャルツーリングだ。アプリコットの希望で今回は越後小千谷でへぎそばを頂くことになっている。

　三国街道をヘッドを先頭に快適に走る。ワインディングありのバイクで走るには良いルートだ。車も少なく楽しく走れる。石打までの約５０ｋｍを一気に走りきった。石打からR353で津南に向う。目的は秀ちゃんのリクエストで酒屋に寄って酒を買うこと。酒屋なら津南でなくとも良いと思うのだが以前に寄ったことがあるので成り行きらしい。
　津南からそのままR353で柏崎方面に向い途中でR253で十日町方面に曲がりR403で小千谷に向う予定だったがR403を曲がり損ねて十日町手目迄来てしまい県道49号で小千谷に向った。少しショートカットすることになったので丁度よくお昼に小千谷のわたや本店に到着した。

４組待ちだったがそれほど待つこと無くお店に入れ、二階の座敷に通された。メニューを見てへぎそば５人前を２つときんぴらを人数分注文した。前に来た時に多く頼み過ぎて食べきれなかったことがあったので少な目にした。直ぐにきんぴらが出されたがへぎそばがなかなか出て来ない。本当はへぎそば一緒に食べると相性が良く美味いと言うのだがへぎそばがなかなか出て来ないのでついつい食べて無くなってしまった。待つこと数十分１時５５分にやっとへぎそばに対面で来た。５人前が２つ、４人と３人のテーブルで１つずつだったが５分で両方とも完食した。へぎそばは繋ぎに布海苔を使っているのでツルツルとしていてツルッと入ってしまう。純然たるそばの風味とかはしないが独特の喉越しで美味い。薬味にカラシというのも変わっている。

　取り合えず今回のアプリコットの希望は叶えた。ここから今晩の宿泊地の五日町は近いので少し越後路を走ってから向うことにして日本海は寺泊の市場魚のアメ横に向った。途中長岡IC近くでBMW NEW R1200GSで参加の日帰りのコチョリンと別れた。
　GWで寺泊も大渋滞だ。駐車場に辿り付けないのでそこはバイク、コーナーの空きスペースに止めて魚のアメ横町をぶらりしたが歩くのも大変、とにかく人が多くてアイスクリームを買おうにも行列でやめた。折角来たので串焼きがいいにおいを出していたので色々美味そうだったが中からツブ貝（250円）をゲットした。歯ごたえがあって噛めば噛む程味が出て来る。こういうところで食べるものは美味いものだ。
　寺泊を後にして日本海沿いを走って柏崎に向う。夕日の沈む日本海が見たいがそこ迄待っている訳には行かない。柏崎からR252で十日町に向い途中道の駅せんだで休憩した。道の駅内にまだ雪が残っていたが近くには土筆が一斉に生えていて春を告げている様だった。

　後は宿の五日町の民宿柾廣館に向うだけだ。昨年もGWツーリングお世話になった。５時半過ぎとちょっと遅めに着いたので直ぐに風呂に入りそのまま夕食に突入する。ビールで乾杯してからお酒の八海山を頂く。去年飲み過ぎたので押さえ気味に頂く。コゴミ、うるいなどの山菜はあるが山菜と言えばのたらの芽やコシアブラがないのがちょっと寂しい。この辺はまだ出ていないのだろうか？まあ自分は連休に田舎から送ってもらったので今年は食べたので良いのだが。
８時過ぎに場所を部屋に移して二次会、おつまみはいつもの様にアプリコットが大量に用意してくれているので心配は無い。お泊まりツーリングならでの楽しい一時だ。

部屋に戻っての二次会、おつまみはアプリコットの持参です。ジュニアからアスクリームの差し入れも

　更にその後１０時過ぎにウプサラが近くのなじみの居酒屋さん「いからし」の美人のおかみさん会いたいと言うことでウプサラ、ヘッド、アプリコット、キャメラの４人で出かけた。お店のに若い客がテーブルを囲んで楽しそうに飲んでいた。我々はカウンター席に座ってウプサラが前から食べたかったという馬刺を頂いた。霜降りの馬刺しで溶ける様な感じで美味かった。アプリコットとヘッドは何とラーメンを平らげた。別腹らしい。いからしの勘定はウプサラの奢り、御馳走様でした。

夜な夜なパジャマ姿で日の丸を掲げる変なおじさん

　２日目も快晴、しかし体調が今一だ。原因は寝不足だ。どうも食べ過ぎておかしくなったらしい。夕食を頂いた後に民宿の親父さんが蕎麦をお土産に戻ってきたので美味しそうだったので頂いてしまった。６玉も食べてしまった。昼に食べたへぎそばが７玉で１人前だったのでほぼ１人前を食べたことになる。そして更に美味い馬刺まで頂いたので体が驚いておかしくなってしまったのかもしれない。眠たいのだがゲップが出そうで出ない、その為かどうかは分からないが唾液が出て来る。人間は起きていれば当たり前に飲み込むことが出来るが、寝ると飲み込めなくて気管に入り咽せてしまい寝れない。仕方なくうつ伏せになってたら急にゲップと言うか何かが出そうになって流しに行っらた水（多分ビール）が出てスッキリした。これで眠れるかと思ったら今度はスッキリし過ぎて目が冴えて眠れなくなったのだ。秀ちゃんも八海山一升を開けたとかで飲み過ぎたらしい。そんこんなでどこか回るのは止めて直東京に向うことになった。しかしそのまま高速で帰ったのではつまらないのでまた三国街道を走って帰ることになった。
　７時に朝食、南魚沼のコシヒカリのご飯を頂いてゆっくり準備をして９時に出発した。ジュニアはここで奥さんに頼まれたお米１０ｋｇを買っていた。本場南魚沼のコシヒカリだ、それに親父さんがわざわざ精米してくれたのだ。途中雪をかぶった八海山をバックに記念撮影も忘れずに撮って三国峠に向った。ヘッドとジュニアが快調に飛ばして行く、もう少し生きたいので交通マナーを守って安全スピードで後を追った。峠を越えて赤谷湖を過ぎたところにある「たくみの里」に寄って土産を買ことに（自分はお土産を積むところがないので関係ないが）買い物が終わったところで日陰の休憩所でまったり休んだ。天気も良いしのんびりしていると眠たくなって来る。

　１１時も過ぎたので蕎麦屋も開いただろうとこの辺では良く行く水上の定食屋さんに向った。定食屋さんなのだが蕎麦も結構美味いのだ。お勧めは季節のそば切りの変わり蕎麦だ。今の季節は青じそ蕎麦でお勧めと言うことで頂いた。確かに口に入れると青じその風味が広がった。昨日はへぎそば、今日は青じそばと変わり蕎麦を続けて頂いたがたまには良いものだ。昼飯を終えて帰るだけなのだが秀ちゃんが饅頭をお土産に買って帰らないと殺されると泣きついて来たので（殺されたところでこちらは困ることは無いのだが）出発して直ぐの太助饅頭に寄ってから月夜野ICから高速に入って高坂SAに向った。途中渋滞らしきものはあったがそんなに大変ということもなく擦り抜けて高坂SAに戻って来れた。１時半過ぎに到着して２時前に高坂SAで解散となった。

　この２日間で走った距離はモンスターのメーターで671ｋｍだった。３時前に戻ったので汚れたモンスターの泥を落としてあげた。天気は良く道路が濡れているとこは無かったのだが古いトンネルが多く中が濡れているところが多くで泥を跳ねてしまった様だ。その後ブログを書いたりして風呂に入って夕飯を頂いてテレビを見ていたら強烈な睡魔に襲われ敢えなく８時には寝入ってしまった。