8月25日(土曜)晴れ コチョリンバージョンあります
朝から暑い、東北道蓮田SAに今回参加メンバー10名が集合した。転勤から戻ってきたキューレがモト・モリーニで久しぶりに参加してくれた。出発予定7時に漸くおしげがやって来て全員揃って予定より少し遅れて出発した。今回のツーリングは先が長い、国見ICまで約260km、その後蔵王を回って小野川温泉まで200km強を走る。先を急ぐがネイキッドのモトモリーニにはきつい様で一人旅になってしまったようだ。
途中那須高原SAと吾妻PAで休息する。吾妻PAで給油、ここで給油すれば小野川温泉までは持つ。とにかくガソリンスタンドが無いようなルートなので給油ポイントは重要なのだ。高速道は途中渋滞もあったが擦り抜けて急ぐ、少しスピードがでたのか前を走っていたヘッドが通り過ぎた途端に白い車の屋根に赤色灯が点いて追いかけ始めた。無線で「ヘッドがつかまってしまう」、「逃げろ〜」と言っていたがヘッドは無線を付けていない。当のヘッドは知らぬ顔でそのまま擦り抜けて逃げ切ってしまった。と言うより何も知らないでマイペースで走って行った。次は白河で事故があり通行止めになっていると言う情報が入ってきた。吾妻PAで迂回しようかと思案していると通行止め解除の知らせが入って来て、予定通り国見ICまで行って高速を降りることができた。
国見ICから羽州街道(県道46号)に入る。小坂峠を越えて福島県から宮城県に入る。ここでちょっとしたアクシデントが起ってしまった。国道113号に出る手前でモトモリーニが段差で跳ねたのかコントロールを失って転倒し走行不能になってしまった。残念ながらキューレはモトモリーニの引き上げと共に戻ることになった。
9名で再スタート、国道113号を七ヶ宿で県道51号に入り快適に走る。国道457号に出て蔵王へ向う。県道12号蔵王エコーラインに出るがそのまま国道457号で青根温泉方面へ進む、目的は昼食の蕎麦屋さん「川音亭」この辺では美味しいと評判のお店らしい。天ぷらそばの大盛りを注文する。天ぷらは時間がかかる、大盛りもボリュームたっぷりで何回も分けて茹でたのか最初の人が食べ終わる頃に最後の人のそばが出て来た。そばは十割で美味かったが自分の好みとしてはもう少し細切りの方が良い、それにしてもボリュームたっぷりで満腹になった。後でご主人に聞いたら多めにしてくれたとのことだった。メニューにあった寒ざらしそばも今度食べてみたい。
少々食べ過ぎで満腹で午後をスタートした。青根から県道255号を走って蔵王エコーラインに出る予定だったが通行止めで来た道を戻って蔵王エコーラインに出た。途中滝見台に止まるがガスがかかって良く見えない。今日は観光には適していない様だ。お釜も止めて山形県に入りエコーラインのワインディングを楽しむ。国道13号に出て直ぐに羽州街道(県道13号)に入り南下する。金山峠を越えて山形県からまた宮城県に入り国道113号に出て東進する。
このまま走れば七ヶ宿に戻ってしまうが直ぐに細い道に入り南下して稲子峠を越えて国道399号に出て進路を西に変えるとまた福島県に入ってしまった。間も無く鳩峰峠を越えて山形県に入った。県境を走っている様だ。もう直ぐ米沢だがここでもう一っ走り、「まつたけぶどうライン」を走る。今日最後の走りを楽しんで国道13号に出た。ここで明日に備えて給油、国道13号で米沢に出ず県道を回り込んで本日の宿小野川温泉河鹿荘に到着した。
温泉にゆっくり漬かって疲れを取ってから夕食に、牛肉三味膳を頂く。その後はいつもの様に部屋に戻って二次会でバイク談義、ユッキーナの金縛り体験談を聞いて解散となった。
□■□ 蔵王 川音亭(かわどてい) ■□■
△△△ 鳩峰峠 △△△
◇◆◇ 河鹿荘夕餉 牛肉三味膳 ◆◇◆
□■□ 部屋に戻って二次会 ■□■
8月26(日)晴れ
2日目も快晴、暑くなりそうだ。朝風呂を浴びてから朝食を頂く。美味しいごっつおうが並ぶ、朝からたっぷり頂いてしまった。玄関先で記念撮影をして9時に出発した。県道2号で南下して白布峠を越えて山形県から福島県に入る。桧原湖に出て西岸を走り磐梯山ゴールドラインを楽しむ、今は無料だ。昼飯の大内宿迄の時間短縮策で磐梯河東ICで磐越道に入り西に移動して会津坂下ICで下りて大規模林道で南下する。大規模林道は道は良いのだが左右の草が伸びてコーナーの先が見えない。と言っても対向車が来ることは無かった。整備されていればもっと楽しく走れる道なのに。大規模林道から県道53号、23号で東に向って県道131号に出て南下して大内宿へ入る。お目当ての「三澤屋」さんは一時間半待ちということで諦めて大内宿の入り口に有った「食の館そば道場」に入った。こちらは待つこと無く直ぐに食べることが出来た。味は手打ちの味というか自分が打ったそばの様だった。
昼食後大内宿からおしげとユッキーナの二人は国道289号で白河ICから帰路に向う。後の7名は大内宿からそのまま南下して県道346号経由で国道400号に出て北西に走って国道252号に出た。国道252号は新潟に抜ける道で良く走る道だ。馴染みの道で快適に走れる。いつもなら田子倉ダムで休憩してソフトクリームを食べるのだが休息所、売店とも完全閉鎖で既に観光地では無くなっていた。木陰で暫し休息してから先を急ぐが大内宿を出てからゆっくり休んでいない為か疲れが出て来た。六十里越えで福島県から新潟県に入った。入広瀬の道の駅で休むのかと思ったら素通り、直ぐに県道70号に入ってかっ飛んで行った、ここは高速道路か?
が最後迄残ったのは
6名、お疲れさまでした
<ここからキャメラは独り旅>
小出IC手前で一人給油している間に置いてきぼりにされてしまい後追う、無線での連絡もない。小出IC手前の道の駅にもバイクの姿が見えないのでそのまま高速に入ったのかと思い後を追う。確か最初の予定では赤城・・で休憩とあったので念のため赤城高原SAと赤城PAにも入って見たが見当たらずそのまま本線に戻り高坂SAを目指す。途中渋滞もあったがマイペースで擦り抜ける。疲れもあったのでマイペースで走れたのは良かったかも。それにスクリーンの効果が絶大だった。
高坂SAに着いたがメンバーの姿は見えず。バイクを止めて携帯を確認する。ジュニアからメールがあり高坂SAで待っている様にとあったが本文は文字化けで解読不能。コチョリンからの留守番電話も入っていた。道の駅で休息してら自分が通り過ぎて行ったとのことで道の駅の休んでいる場所を言っていたが、直ぐに高速に入ると分かるバイクに手前で待っていると言われても手遅れだよな〜。給水などをして暫く待っていたが5時半も過ぎたので明るい内に帰りたかったので出発準備を始めてコチョリンに留守番電話を入れた。高坂SAを出て走り始めたころ無線に反応があった。hiroinoの声だ、もう戻れないので状況を話して一人帰路に着いた。
家の手前で給油して走行距離を確認したら2日間で1000kmを越えていた。良く走ったものだ。明るい内に帰れて通常の日曜日の生活に間に合った。風呂に入ってビールを飲む。いつもより格段に美味かった。