4月30(月)くもり
今回は恒例になった土日の休日に休みの取れないアプリコットさんの為のGWスペシャルツーリングだ。案内を流すと直ぐにアプリコットさんから「参加しますの」メールがきた。主役が参加しないのでどうするのだと思わず笑ってしまった。今はGWで観光地は混むので宿は越後五日町の民宿「柾廣舘」という昔3G'sでも良くお世話になった宿にしてルートも主要道路は避けて走れそうなルートをヘッドが作ってくれた。それと旧3G'sメンバーの黄色のビューエルさんが宿で合流することになっている。
高坂SAに7時半に集合、最後にHONDAXR250Rの秀ちゃんが到着して全員が揃ったので予定の8時を前に高坂SAを出発した。一気に上信越道に入って松井田妙義ICで高速を下りた。高速道はGWも中日でそれほど混雑はなくスムーズに走る事ができた。HONDAXR250Rもアクセル全開で着いて来る。松井田妙義から高速道と打って変わって峠道を走る。地蔵峠ー二度上峠ー鳥居峠を越えて信州入りした。菅平を抜けてそのまま北に走って飯山で昼食をとった。
お店は手打ちそば、煮込みうどんの「西乃茶や」で御勧めの正受庵定食1450円也を頂いた。手打ち蕎麦に謙信ずしが付いていてボリュームたっぷりで蕎麦も結構美味かった。ただ今一謙信ずしの食べ方が分からなかった。笹ずしで酢飯の上にゼンマイ、鬼グルミ、しいたけの炒め物と、錦糸卵が乗っていて米が笹に付いていて取れ難く食べ辛いのだ。と言いながらざるそばに謙信ずし5枚をたいらげてお腹も一杯で満足して午後の走りに出発した。
持って笹の端から
ぺろりと頂くそうです
飯山から飯山街道R292で越後上越に向って更に北上する。途中新井から県道30で柿崎方面に変えた。県道30の途中からR405で東に進路を変える予定の筈だったがそのまま直進してしまったらしくどんどん柿崎に近づいてきたので兎に角右折した。道はR253でこのまま行けば十日町経由で六日町に出るので問題無い。ところが松代で後続組のおしげ、アプリコット、ハッカーが来ない。無線に応答が無いので暫く待っても来ないので何かあったかと心配しているとヘッドがそう言えば携帯に着信があった事を思い出した。おしげからの留守電が入っていて道に迷ったので津南に向っている。そしていつもの酒屋で酒を買うとの伝言が入っていた。時間にも余裕があったのでヘッド、ジュニア、秀ちゃん、キャメラも戻って津南に向った。この辺は新潟でも雪の深いところで一面に雪がまだ残っている。そこに桜が咲いているのだ。結構絵になるので写真を撮りたいのだがマスツーリングなので思う様にはいかない。当初予定ルートのR405に出て津南にでた。R117で止まって待っていると無線でアプリコットの声が入って来た。まだ津南に向っている様だ。何処を走っているか聞くと要領を得ない。そう言えば昨年もこんな事があった。ルートナンバーを全く見て無い様で自分が何処を走っているかわからなのだ。待っていると予想と反して十日町方面から迷子組がやって来た。
話を聞くと離れてしまったので予定で津南に出ると言う事だったので津南への案内に従って走ったら雪の通行止めで二度もユータンして来たとの事。ルート解析は出来なかったが合流できたので良しとしよう。揃ったところで酒屋に行って皆さん酒を購入して家に送っていた。後はR117で十日町に向かい先に走っていたR253に出て六日町経由で五日町の民宿柾廣舘に向った。途中に魚沼スカイラインの出入り口が有るのだがまだ封鎖されていた。
予定通り4時に柾廣舘に着いた。間も無くゲスト参加の旧友黄色のビューエルさんも車で到着して全員が揃った。黄色のビューエルさんはリタイア後に湯沢に移り住んで年金生活を楽しんでいる。今回3G'sが近くに来ると言う事でゲスト参加してくれた。お互いに変わっていないと慰め?あっていた。
風呂に入り風呂上がりのビールと言う事で5時過ぎから民宿の食堂で夕食の準備を横目に見て持参のつまみを出して宴会が始まってしまった。そのまま横の食卓に移って夕食になった。山菜を肴に八海山を頂く、いろいろな山菜料理が出て来たがどれも美味かった。その後も部屋で一杯、近くのヘッド馴染みの居酒屋さん「いからし」さんに行ったりしてたっぷり飲んで就寝した。
今回参加のメンバーの皆さん
五日町 民宿・柾廣舘の山菜尽くしの夕食
5月1(火)晴れのち曇り・雨もあり
2日目、五日町は晴天で山も奇麗に見える。7時過ぎに朝食、目玉焼きにハム、味付け海苔に納豆の朝の定番に菜の花のおひたしに煮しめが付いている。何よりご飯が美味しい。それに私の地元村松の近くの安田のヤスダヨーグルトも付いていた。朝食を済まして8時半に民宿前で記念撮影をする。ここで帰りのルートで問題が、このまま直行して東京に帰る組と折角なのでもう少し走ろう組に意見が分かれ、結局直行組みはアプリコット、ヘッド、おしげ、秀ちゃん、ハッカー、走り組はジュニアとキャメラと言う事になった。民宿を出て直ぐのGSで給油、そう言えばツーリング写真を撮っていなかったのでGSから奇麗な山並みが見えていたので写真を撮る事にした。それを見ていたGSのおじさんが近くに八海山をバックに桜並木が有る場所を教えてくれたので早速向った。桜は見頃を過ぎて葉桜になっていたが八海山をバックに記念撮影をして帰路に着いた。
六日町で直行組(ルートA)と走り組(ルートB)に分かれた。ルートAはR17を直進、ルートBは右折して往路できたR253を逆走する。直行組が苗場辺りに来ると雨が降り出して来た。山の天気は分からない。このまま猿ケ京あたりまで雨の中を走る。猿ケ京を過ぎてたくみの里で休憩、時間も早いので散策して山菜を買ってコーヒーなどを頂いてゆっくり休憩する。たくみの里を出て直ぐに太助饅頭に止まる。このルートでは定番になってしまった。後は月夜野ICから関越道に乗って高坂SAで遅めの昼食を取って解散となった。(解散の後直ぐにまた雨が降り出したのでした)
ルートBは取り合えず志賀草津を走る事にして、往路を津南まで逆走してからそのままR117を飯山に向う。ジュニアが快適に飛ばすが私キャメラは昨日飲み過ぎたかアルコールがまだ残っている様だ、喉が渇いてしかたがない。ジュニアのナビに予め次の目的地をセットしてあるのでジュニアは迷う事無く突っ走る。飯山手前でナビの指示でショートカットして志賀草津道路R292に出る。晴天で気温も高いのか暑い。コンビニで止まってジャケットのダクトを開けて胸のファスナーも少し下げて風が入る様にした。ジュニアもジャケットのインナーを外した。ここで次のルートを日本ロマンチック街道にして六合をナビにセットして出発する。ジュニアは快適に走る。着いて行くのが大変だと言うより着いて行けない。快適に十二沢橋のコーナーを走って志賀高原にかかる辺りで突然のガス、雲の中を走る様だ。ヘルメットのシールドが直ぐに曇って役に立たない。シールドを開けて走るが全く見えない。メガネまで曇ってめくら運転だ。かろうじてメガネの下から見えるセンターラインを目安に走るが怖い。これが草津迄続いた。草津側は曇りで晴天の飯山とは打って変わってしまた。ちょうど昼時で六合の道の駅で昼食を取った。体が冷えているので温かい山菜そば・うどんを食べる。
気がつくとシャツが濡れていた。ジャケットのダクトからガスが入ってしまったのだろう通りで寒い訳だ。次の目的地を榛名山にセットして出発する。裏榛名の道は高速コーナーを味わえる快走路だ。ジュニアはアッと言う間に消えて行った。
榛名湖の桜はまだつぼみで開花していない。榛名山もガスがかかっていて肌寒い。本日の走りはここ迄だ、志賀草津道路はガスで走れなかったが裏榛名でジュニアも満足したことだろう。
トイレ休憩をして渋川伊香保ICに向う。榛名山を下る途中は桜が満開だったが下りた辺りは既に葉桜で気温の違いが目で実感できた。渋川伊香保ICから関越道に上がって東京に向うが前橋を過ぎた辺りから雨が降り出したと思ったら直ぐに豪雨に、堪らず橋下にバイクを止めてカッパを着込んだ。雨はガスと違って前が見えるのでまだ良い。きっとルートAの直行組が高坂で降られて雨雲だろう。三芳PAでバイクを止めて走り組も解散となった。三芳ではパラパラ降っていたが東京は雨が上がっていた。