天気は良いがちょっと寒い。調布から中央道に上がると富士山が奇麗に見えていた。環八もスムーズに流れて時間の余裕があったので中央道も８０km／hくらいで流したが９時出発予定の３０分前位に着いてしまった。今日のメンバーはイダテン会長とおしげとhiroinoとキャメラの４名で早めに揃ったが出発予定時刻まで一応待つことに、その間におしげのBMW 1200CLで盛り上がる。RTが車検なので買い替えたとのこと、9000km走行しているとのことだが奇麗で程度は良さそうだ。でも兎に角デカイのです。

　予定通り９時に出発、他のメンバーは結局来なかった。相模湖東出口で高速を降りて道志みちに向う。普段道志みちを走る時は相模湖ICで降りて県道76号でこのまわさキャンプ場の手前に出るので走ったことがないルートだ。遠回りになるし走れる道でもないので県道76号のルートが良さそうだ。まあ急ぐ旅でもないので普段走らないルートを楽しむ。途中道の駅どうしで休憩する。入った時はバイクはそんなに多く無かったのだが休んでいる間にどんどん増えていた。天気は良いのだが冬型の気圧配置で気温は低い。冷たい手を自販機で買ったホットのコーヒー缶で暖める。

　山伏峠を越えて山中湖にでる。山伏峠も標高は1100mあるとのことで更に気温が下がるのです。山中湖に出ると富士山の頭には雲がかかっていて望む姿が見れなかった。西側に回り込めば見られそうだ。そのままR138で河口湖に向う。車は少なくいつもは渋滞するルートだがスムーズに流れていた。河口湖大橋を渡って河口湖北側に出る。河口湖の桜はまだ固いつぼみのままだった。河口湖精進湖線を流して西湖でバイクを止める。ここでも晴れているのだが富士山は雲に邪魔され優雅な姿を見ることが出来なかった。後は西側にまわってからのお楽しみか。
　西湖からR139を少し戻って県道71号富士宮鳴沢線で富士山西側を南下する。樹海の中を走るルートで陽が当たらない。路面も少し濡れている感じで兎に角寒い。やっと抜けて朝霧高原のドライブインもちやに着いた。ここで昼飯を頂く。

さあ何を頂くかと悩む、寒いので暖かいものでも頂くかと思ったのだが”もちや”は餅屋さんと言うことで折角なので餅を頂くことしようと思ったのだが餅の量が多すぎる。思案しているとハーフがあると言うことで自分とイダテン会長は餅の三色膳を注文した。おしげはとろろ定食、hiroinoはざるそばにカレーライスを注文。三色膳の三色はあんこにきな粉（自分が田舎で食べていたきな粉は奇麗なうぐいす色でした。きな粉＝黄名粉らしいので黄色が一般的なのかもしれませんが自分にとってはきな粉はうぐいす色なのです。調べたら青大豆から作られた青きな粉と言うらしいです）と大根おろし、それに磯辺焼きが付いている。つきたてなので美味い。柔らかいのでもう少し食べられそうだがこのくらいが丁度いいのだ。イダテンはもの足りなさそうだった。

　昼飯を頂いてもちやさんの外に出る。とろろ定食についていた大福餅が美味かったとのことでおしげさんは早速大福をお土産に買っていた。BMW 1200CLないくらでもお土産を積むことが出来そうだ。富士山は全く雲の中に隠れてしまっていた。今日は富士山と縁が無いらしい。もちやさんの隣に二輪車会館がある。以前入った記憶がある。確か旧車が沢山展示してあった様に覚えている。そうそう二輪車会館の前に旧車会メンバーのバイクが２０台くらい並んでいた。彼らも昼飯らしく丁度我々が出て来た時に爆音を残して消えて行った。我々もその後直ぐに出発したのだが何かちらちら舞ってきた。虫でも飛んでいるのかとも思ったがそれにしては寒すぎる。だんだん多くなって来たと思ったらその正体は雪だった。間もなく本格的に降り始めた。

こちらは走っているので感覚的には吹雪の中を走っている様だ。R469で御殿場を目指して走ったがずっと雪、この時期に雪中ツーリングをすることになるとは思わなかった。結局御殿場ICから東名高速に入って暫く雪の中を走った。大井松田手前ではもう雪は降っていなかったと思う。そのまま海老名SAまで走る。
　そらは青空に変わっていた。雪の中を走って来たのが嘘の様だ。海老名SAに着くと早速イダテンは餅の三色膳ハーフでは足りなかったのか中国料理世界チャンピオンのお店で肉まんをゲットしていた。 ３月末では予想も出来なかった雪中ツーリングは無事終了、ここ海老名で解散とした。次回は４／１７（日）の月一ツーリング、雪ではなく花びらの舞うお花見ツーリングとしたいものだ。