3G's Touring Photo Album

新緑ツーリング

 in 新潟&福島

photo:ベーチャン,コチョリン&キャメラ report:キャメラ

2010/6/5ー6(土・日)

【参加メンバー】
 ヘッド、おしげ、コチョリン、ウルトラ、ベーチャン、ジュニア、ユッキーナ、キャメラ

【走行ルート】

 1日目・6月5日(土)
 関越道高坂SA(集合)−六日町IC−R253−R403−R404−R291 −小千谷(昼食)−R291−県道24−(山古志)
 −栃尾−県道9−R290−(村松)−R49(阿賀野に沿って)−西会津−R400−R252(只見川に沿って)−只見−R289
 −「季の郷湯ら里」(宿泊)
 2日目・6月6日(日)
 「湯ら里」−R289−R252 −(六十里越)−入広瀬−県道70−R291ー県道28−石打−R17−三国トンネル
 −たくみの里(昼食)−月夜野ICー関越道ー高坂SA(解散)

1日目 6月5日(土)曇りのち晴れ

精鋭?メンバー、後ろのおじさんは違います。念のため
今回のメンバー

 週間予定では雨の心配の無い週末だったが急に変わって前夜は大雨だった。朝起きてネットの天気予報で雨雲の様子を見ると関東からは雨雲は去ってしまった様だが、これから向うであろう新潟と福島は全体に雨雲に覆われている。 新潟の下越地方の予報をみると昼過ぎには晴れるらしい。予報通りであればなんとかなりそうだ。(と祈る)
 集合時間の7時半前に集合場所の高坂SAに着くと既にメンバー面々が揃ってた。今回はちょっと少ない人員になったが精鋭?8名が揃った。そして今回のメンバーは全員がPCを持っていて連絡も簡単に出来、バイクには無線を装備している。PCと無線は是非揃えて頂きたい。(PCを持っていなければホームページに書いても見えないので仕方ないのだが)。が会長のヘッドだけが無線を持っていないということでおしげが家族に用意していた無線機を持って来ていた。勿論KTELのセット一式揃っている。早速ヘルメットにマイクとスピーカーを付けて無線機はハンドルにマジックテープで固定、PTTスイッチはハンドル近くに付けることが出来ず左手近くのタンクにマジックテープで貼付けて準備完了。やはり無線があるのと無いのとでは乗りながら意思の疏通ができるのでツーリングには是非用意したいアイテムです。

先ずはヘルメットの頬パッドの外し方から
ヘルメットの頬パッドの外し方から
なんとかヘルメットへの装着は出来た
なんとかヘルメットへの装着は出来た
無線機とPTTスイッチも取り付けて準備完了
無線機とPTTスイッチも取り付けて完了
関越トンネル入口の谷川岳PA
関越トンネル入口の谷川岳PA

 準備完了してヘッドを先頭に出発する。まずは六日町ICまで一気に走る。最初は曇り空だったがだんだん青空が出て来た。と思ったら雨が降ってきた。空は青空なのに。正に今迄雨が降っていて雨雲が去っていったばかりの様だ。途中急遽トイレ休憩で関越トンネル入口手前の谷川岳PAに止まる。これも無線のなせる技である。トンネルの向うが晴れています様にと祈って出発する。トンネルを出ると雨は降っていない。路面が処どころ濡れているので先程まで雨が降っていたのであろう。走行には支障はない。六日町ICで関越道を下りR253でを西に向う。直ぐに八箇峠にかかるが自分のBuellの調子がおかしい。バイクが思った様に動いてくれない。どうもクラッチが滑っているようだ。コーナーの立ち上がりでも追い越しでも怖い思いをしてしまう。距離も走っているのでガタが来るのは仕方がないのだがこれから始るツーリングが不安になってきた。後で不調の原因はクラッチレバーの遊びが無くなっていたためと分かり調整をして取りあえずは治った。

赤谷の大ケヤキ
赤谷の大ケヤキ

 R253で十日町を通り過ぎ、R403に入って北上する。途中赤谷と言うところの大ケヤキで記念撮影、大ケヤキも若葉を空一杯に広げていた。そのまま北上して七日町からR291で東に進路をとり、そのまま小千谷に入った。ここで午後の走りに備えて早めの昼食をとる。

へぎそば、これで五人前
へぎそば、これで五人前

ヘッドが「へぎそば」の「わたや本店」に予約を入れておいてくれた。へぎそばはこの辺りの名物で十日町の「小島屋」、小千谷では「わたや」「角屋」さんが有名である。四角い板の入れ物が「屁儀(へぎ)」と言うもので「へぎそば」と言われるのであるが、蕎麦としてはつなぎに「布海苔」を使っているものを「へぎそば」と言うのです(私も布海苔を買って来て打ったことがあます。つなぎ易く打ち易かったです)。口当たりがツルツルした食感になり、ツルツル2〜3人前は食べてしまうのです。

小千谷を出発、小千谷駅前
小千谷を出発、小千谷駅前

 へぎそばでお腹を満タンにして午後の走りのスタート、小千谷を出て県道24(栃尾山古志線)で栃尾に向う。地震後に整備された道路で高速コーナーの連続で皆さん楽しんでおられた様です(Buellはまだ不調)。栃尾の道の駅でトイレ休憩、このときクラッチレバーの遊びが無いことが分かり調整してこの後何とか走れる様になった。BuellにはMRCクラッチが入れてあるのでとても軽いため遊びの具合が分からなかった。でも高速では何ともなかったので高速を降りて何処かで急に可笑しくなったと言うことになる。以前も1回あったがそのときはもっと酷かったのでクラッチの遊びと直ぐに分かった。

川沿いを走る
川沿いを走る

栃尾からR290でR49に出る、新潟の田舎を走る。新緑もいいがやはり空気が澄んでいるように感じる。R49は阿賀野川沿いを上流に向って走ることになる。新緑と青空と川が絵になる。(残念だが写真は撮れず)R49でそのまま福島県に入り西会津からR400に曲がりR252に出て今夜の宿只見を目指す。R252は只見川に沿っている。この辺ではもう晴天になっていたが途中のGSで聞いたら、雨が上がってからまだ時間はそう経っていないらしい。なんとか上手い具合に雨雲の後に着いて来た様だ。今夜の宿は只見からR289をちょっと入った所にある「季の郷湯ら里」である。
 「湯ら里」に4時半過ぎに到着、緑と青空と白い雲が迎えてくれた。「湯ら里」は町営の施設で豪雪地帯とあって一階はスペースになっていて住居部分は二階になっている。一階のスペースが駐車場になっていてバイクには最適なお休み場所になっている。

湯ら里と緑の山、青い空、白い雲

湯ら里にも温泉があるが直ぐ目の前に深沢温泉がある。鉄分の強い温泉で湯が赤茶色している。湯ら里で入浴券を貰っていけばただで入れる(入浴料は600円也)。湯ら里に着いて先ずはグィと喉を潤す。幸せの一時、直ぐにフロントで入浴券を貰って深沢温泉に入って汗を流す。汗を流してさっぱりすして部屋を戻ってまた喉を潤す。なんと幸せのことか。ツーリングの楽しみでもある。(本当に飲めない人が可哀想です)。落ち着いた所で夕食に突入、山のもの、川魚を美味しく頂いた。9時前に宴会を終了して売店で買い出しして部屋戻って二次会の予定だったのだが皆がアイスクリームを食べ始めてしまった。仕方なく一人でビールを飲む。アイスクリームを食べてしまってはビールも美味しくは無いだろう。その後で湯ら里の温泉に入る。こちらは源泉を濾過しているらしく湯は濁っていない。露天風呂でゆっくりした。夜空には北斗七星が見えていた。風呂から上がって間もなく一生懸命走って疲れたのか皆さん10時には就寝してしまった。と言っても風呂上がりはやっぱりビール、皆さんが飲まないので結局自分で全部飲みかた付けて就寝した。(自分のアイスクリーム「pino」は結局食べず仕舞いで冷蔵庫に置いて来た)。



2日目 6月6日(日)晴天

 昨日からの続きで朝から晴れ渡っている。朝風呂に入る、昨日と男湯、女湯が入れ替わっているのでまた違った雰囲気でよい。7時から餅つきをするというのでロビーに集まって見せてもらった。

餅つき、朝食で頂けます
餅つき、朝食で頂けます

立派な臼に炊きあがった餅米を入れ、二人がかりで杵を使ってこねる。腰を入れて体全体でこねていく。この一仕事がポイントらしい、ここでキッチリこねて餅米をくっつけておかないと杵でつくと餅が飛び跳ねてしまう。こねが終わると杵と臼についた餅をへらと手を使って剥がす。相当なねばりが出ているのが分かる。熱いので水をつけながらやるのだが手を付けていられないくらい熱そうだ。 この後は二人で交互に杵でつく、つく毎に餅を返すことはしなく兎に角つく、杵に餅が伸びてついてつけなくなるとまたへらを使って餅を剥がす。これを何回か繰り返してつき上がる。二人の大の男が汗だくになっているので結構な力仕事の様だ。朝飯はバイキングスタイルで最後につきたてのお餅を頂いた。弾力があるが変に伸びる訳でもなく食べ易い。きっとつき方が上手いのだろう。

峠手前景色も最高です
峠手前景色も最高です
田子倉ダム手前
田子倉ダム手前

 朝食の後恒例に記念撮影をして出発、R252に戻り六十里越に向う。この道は走りを満喫できる道でヘッドの走りが予想できるので無理をせずマイペースで行くことにする。まだ宿を出たばかりでタイヤも体も温まっていない。案の定ヘッドとウラトラがアッと言う間に消えていった。いつものなら田子倉ダムで休憩してソフトクリームを頂くのだが今日は朝飯を食べたばかりので止めて六十里越峠開通記念碑で休憩した。いつもすっ飛んでいくのでこんな碑があることをしらなかった。

道の駅「いりひろせ」
道の駅「いりひろせ」
山菜を物色中
山菜を物色中

六十里越トンネルを抜けて新潟県に入った。ここからもほぼ貸し切り状態で快適に走った。 見えなくなった先頭を追っかけて一人旅、後ろとも少し離れていているの気ままに走れる。これままた気分のいいものなのです。先頭は道の駅「いりひろせ」で休憩していた。ここで山菜のお店があった。山うどに水菜、ふき、たけのこ、ワラビ、灰汁抜きをしたワラビも売っている。灰汁抜きワラビが人気があった様だ。

職務尋問を大人しく受けるヘッド
職務尋問を大人しく受けるヘッド

山菜を買っているとサイレンを鳴らしてパトカーがやって来た。ヘッドの風ぼうを見て誰かが通報したのだろうか。ヘッドが一所懸命説明(弁解?)をしていたが氏名と連絡先を控えられていた。指名手配のお尋ね者に似ていたのだろうか。パトカーが次のお尋ね者を追っかけてサイレンを鳴らしてさって行き、無事ヘッドが解放されたんので出発。道の駅をでると直ぐに脇道の県道に入りそのまま石打まで行ってR17に入った。ここからまた一っ走り、皆さんすっ飛んでいった。やっぱりアクセルを開いても出だしで着いて行けない。OHVのワンキャブでは仕方ないがないがバイクにはそれぞれの味があるのです。(と自分を慰めるのでした)そのまま一気に三国越え、アッと言う間に峠を越えてしまった。
 峠を下ったところの「たくみの里」で昼食をとった。「たくみの里」には裏から入って行ったのだがちょっと雰囲気が「大内宿」に似ている様に感じた。大内宿と違っていろいろなしゃれた匠のお店があるらしい。

たくみの里 たくみの里 やまいち屋 石挽き蕎麦
たくみの里は「やまいち屋」の石挽き蕎麦を頂く

昼食は石挽き蕎麦の「やまいち屋」さんで頂いた。石挽きの効果か蕎麦の味がしっかりあった。お店の外のテーブルで空を見ながら頂いてゆっくり休んで出発した。

お土産に太助饅頭
お土産に太助饅頭

 出て直ぐに上州名物「太助饅頭」をお土産に買うために小休止。日射しがキツい、皆さん日陰に逃げ込んで休む、日陰に入るだけ体感温度の違いが分かる程だった。お土産も買って後は帰るだけ月夜野ICから関越道に入る。高坂SAまでフリー走行だが凄い向かい風、飛ばされそうで怖い、体を伏せて何とか踏ん張るが、カウリングをつけた皆さんはアッと言う間に消えていった。カウリングの効果は相当な様だ(乗ったことがないので分からない)。高坂SAに3時半に到着、でも先頭と高坂SA着いた時間はそんなに開くものではないのでした。

新メンバーのユッキーナ
新メンバーのユッキーナ

 高坂SAで今回メンバーに入ったユッキーナからパフェをご馳走になった。以前ゲスト参加してちょっと一緒に走った方もいるので知っていると思いますがコチョリンの従弟さんでドカのモンスター1100に乗っています。これから参加してくれると思いますのでよろしくお願いします。と言うことで今回の梅雨入り前の新緑ツーリングは走りを満喫して無事終了しました。走行距離は760kmでした。
次回は7月17日(土)です。梅雨なのでツーリングはお休みしてミーティングです。
次のツーリングは8月28ー29日(土・日)のサマーツーリングです。
東北方面の予定です。ルートはこれからですが宿は3G's御用達の山形小野川温泉「河鹿荘」を確保してあります。
7月、8月とも当初予定から変更になっていますのでご注意ください。メンバー皆様の参加をお待ちしております。



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