今回のツーリングは「もみじ狩りツーリング」ということで前もってネットで紅葉の見頃を調べてルートを作ってみた。見頃となっているのは湯西川、川俣湖、瀬戸合峡、戦場ヶ原、中禅寺湖、いろは坂となっている。悩んだのが最後のルート、沼田に抜けるか、日光側に戻るか。同じ道を戻るよりは沼田に抜けた方がルート的には面白そうだが渋滞は必死、同じ渋滞でも日光側に戻れば距離は短い、高速に入れば渋滞でも計算は出来る。どちらにしようか・・・その辺はバイクなので臨機応変に対応することにする。
　秋晴れの絶好のツーリング日和、東北道蓮田SAに７台＋１名が集合した。掲示板に参加が来ていたのはヘッド、コチョリンと前日に急遽参加のイダテン会長、それに仕事が入らなければ参加メールのスマイリー、参加したいが蓮田ICが遠いので・・・のぽっぽや。当日行って見れば全員が集合した。連絡が来ていなかったBMW Megamoto(この際ライダーはどうでも良い。[笑]）も参加で計７台、それに見送りにわざわざ修ちゃんが車で来てくていた。

　遠くから（遅れて）やって来たぽっぽやの腹ごしらえを待って７時半を少し回って出発、道を良く知っているイダテン会長が参加してくれたので先導役になってもらい東北道を北上、日光宇都宮道路に入り今市ICで降りて、日光の渋滞を避けて霧降高原道路に。紅葉も始り山々も色づいている。それに秋晴れの青空が気持ちが良い。が少し冷えてきたのか小用をきたしてきた。やむなく大笹牧場の前で止まって木陰で・・・、スッキリして湯西川に向う。ちょうど県道23号にぶつかる栗山から県道249号を半時計回りに一周して戻って来る様なルートになる。川治ダムの脇を過ぎてR121に出てから県道249号に入ると直ぐに道の駅がある。この先休む処はないので休憩をとる。先客にハレー軍団がいた。何処かのチャプターか、ナンバーは水戸となっている。きっと湯西川温泉でお泊まりしたのであろう。ハレー軍団の去った後に我々も出発した。

　この辺は湯西川ダムの建設中だがダム建設一時凍結ということでどうなるのだろう（３G'sは時事問題も考えているのです）。湯西川（と言う川が流れているのです）に沿って道があるので川沿いの紅葉を楽しむことができる。湯西川温泉街を過ぎると道幅も狭くなり路面も悪くなる。県道というよりは林道と言った方がイメージ的には合っていると思う。そんな道でも結構車が入って来ている。地元の軽トラならわかるが我々と同じくお遊びの車が多い、本来車が行き来するような道ではないのだが、そこへ対向方向からデカイ工事車両を積んだトラックまで入ってきた。バイクだからすれ違えたが車はどうするのだろう。道幅いっぱいなのにこの先どこまで行くのか・・・関係ないが心配してしまう。

　湯西川を一周して県道23号に戻ってきた。そこのGSで給油する予定だったが何と閉まっていた。自分はなんとかなるのだがスマイリーが・・・小ちゃいタンクを付けているのが悪いのだからまあ仕方ないよねと思っていたら残念ながら直ぐにJOMOのスタンドがあった。時刻は11時30分過ぎ、GSの隣に食堂がある。もってきた日光手打ちそば店マップを調べると「ニューみさわ」の店名が乗っていたのでここで昼食にしようかと相談するとヘッドがGSのおじさんに聞いてくれた。「蕎麦は美味いよ」と言うことでここで頂くことにした。食堂に入るとGSのおじさんに似た店員？が迎えてくれた。我々が今日初めての客で静かだったが、消防署の人達がドッと入ってきて、用意されていた丼と更にラーメンをガッと食ってドッと出て行った。我々はいつもの様に蕎麦をヅルヅルと上品に頂いた。十割なのか少し切れきれだったがまあまあ頂けた。

　バイクも人間も腹ごしらえして次の紅葉ステージに出発した。出ると直ぐに瀬戸合峡、紅葉も最高の見頃を迎えていた。眼下に吊り橋が見える。そこ迄行くと更に渓谷の下迄見えるのだが案内板に往復50分とあるので断念した。峠の串焼き屋さんがあり、くま、しか、きじ、かも、いのしい・・・などを串焼きにしていた。食堂には熊丼なるメニューがあった。スマイリーは熊丼にユダレを垂らし大ざるにしたことを悔やんでいた。ぽっぽやは黙々と鹿串焼きに食らいついていた。

　瀬戸合峡を出ると直ぐに川俣湖さらに奥鬼怒林道と進んだがずっと見頃の紅葉でもみじ狩りツーリングのルートとしては大正解だった。若干車が邪魔だったがこの季節としたは仕方ない。山王峠を越えて戦場ヶ原に出る。進路を西にとり沼田方面に向う。途中湯ノ湖で休憩してから金精峠を越えると丸沼辺りから大渋滞、工事で交互通行をしていたのだがこの時期混雑するのは分かっているのだからなんとかならないもかと思う。なんとか一方通行を通り抜けると今度は本当の行楽帰りの渋滞になってしまった。想定はしていたが予想を超えていた。なんとか脇を進みやっとのことで薗原湖に抜ける脇道に逃げて、赤城西麓広域農道に入り、今度はかっ飛ばして赤城ICから関越道に入った。

関越道に入ってもまた渋滞、その中を擦り抜けて一気に高坂SAまで走る。やはり擦り抜けは神経を使うのかドッと疲れた出た感じ。時刻は５時を過ぎ暗くなり始めていたが暫し休憩して５時半頃に解散とした。辺りは日が暮れて暗くなっていた。
　参加してくれたメンバーの皆さんはお疲れさまでした。でも最高の紅葉の中を走れて秋を満喫することができたと思います。走行距離は460kmでした。