今年のGWにバイクフィールドに良く集まっていた3G'sメンバーと常連さんのアプリコットでツーリングに行って来たが、その続編とでも言おうかこの9月のSWにまた出かけて来た。SW前半はよい天気でスタートしたが予定の22・23日は急に下り坂になって空模様を心配しながらの2日間だった。前日の21日にイダテンからEメールがは入り途中から一緒に走ることになっていた。
22日朝、予報通り曇りだがなんとか天気はもちそうだ。集合場所の高坂SAに約束の7時半ちょっと前に着くと既にメンバー3名は集合していた。ここのところ最後の締めは自分の役割になってきた様だ。一息つく間もなく直ぐに出発、走り出すと間もなく上里SAに入る。スマイリーのガソリン給油である(航続距離100kmは少な過ぎですよね)。ここで菅平にいるイダテンにEメールを打つ。待ち合わせの東部湯の丸ICまで100kmくらいなのでこのまま行ってしまうと思いメールしたのだが・・・。今回のルート案内役はスマイリーにお任せしてある。スマイリー先導で上里SAを出ると予告無しに横川SAにまた入って休憩をとってしまった。まだ後ろに着いて走っているので対応できるが高速道路ではUターン出来ないので危いです。携帯にはイダテンからもう東部湯の丸に着いて待っている旨のメールが入っている。申し訳ないが悪いのは私でありません。この後東部湯の丸でイダテンと無事合流して5名で信州路を走った。
まずは県道40号を白樺湖まで南下して今度はR152で北上してまた東部湯の丸に戻って来るルート。まあ走るだけが目的のルートか?当初は評判の蕎麦屋が白樺湖にあるのでそれ狙いもあったのだろうが時間がちょっと早過ぎたので止めたようだ。11時ちょっと前にその蕎麦屋「利休庵」を通り過ぎたが開店前にも関わらず凄い人だかりが出来ていた。今日来る時の関越もSW後半にも関わらず下りが結構込んでいたが今回の連休は遠出はしないで日帰りの行楽が多かったのではないか、そうするとちょっと評判のお店に行って来ようと言うことになって行列が出来るのである。それはさておき9月ともなると秋である。「実りの秋」、県道40号、R152は黄金の稲穂の中にあった。秋晴れの青空の下は走れなかったがこの黄金の稲穂の中を走るのも季節を味わえて良かった。できれば稲穂の中で休憩してゆっくり秋を楽しみたいのだがそんなことを考えているのは自分だけのようだ。
東部湯の丸に戻って今度は北上、菅平を経由して長野で少し迷子になりながら浅川ループライン〜戸隠バードラインを継いで戸隠でちょっと遅い昼食、午後2時ともなれば蕎麦屋さんも空いているかと思ったら、どの蕎麦屋さんもまだ行列が出来ている。バイクを止めるにも場所がない。なんとか門構えのある宿坊の駐車場が空いていたので入った。
手打ち蕎麦営業中とあるが値段が高いのかと思ったが普通だったのでその宿坊で頂くことにした。蕎麦が出来る迄お茶請けに漬け物を頂く、蕎麦はもちろん戸隠そば、挽きぐるみで水切りをしないまま竹編みの円形ざるに馬蹄形のぼっち盛りで出て来た。水切りしていないせいかつるつる入ってしまった。そのあと近くの鏡湖で休憩する予定だったが道が通行止めで断念、戸隠神社前で戸隠山をバックに写真を撮って戸隠を後にした。
戸隠を出て一路今日の宿泊地志賀高原を目指す。まずは県道36で信濃町に出てから広域農道(途中から私のナビから道が消えた)で信州中野に出てR292へ、途中R403と交わったところでイダテンとお別れ、イダテンは菅平に戻っていった。残った4名で志賀高原を目指した。高度が上がって来ると紅葉が始っていた。琵琶池辺りも奇麗だったので写真でも撮りたかったが止まることはない。奇麗なところでは止まって眺める余裕が欲しいですね。
宿の「ほたるの湯 一望閣」には5時の到着、宿はアプリコットが手配してくれた。ちゃんと屋根付きの駐車スペースが確保されたいた。宿はちょっと古め、本来は冬のスキー客が対象なのだろう、今は徹底的に人件費を減らして値段を下げて客を呼ぶ作戦か結構満室の様だった。温泉は温泉らしく硫黄の匂いがする濁り湯で古めの浴室が温泉雰囲気をだしていて良かった。
夕食はこれといった名物料理はないが十分だった。べつ注文?の岩魚が結構いけた。遠火でじっくり焼いてあるのだろう頭からがぶりと食べてしまった。食事の途中でハッカーが貧血ぎみでダウンしてしまった。ツーリングで興奮してか昨晩寝不足だった様である。3人で食事を済ませ部屋に戻ろうとしたらハッカーがロビーのソファーで倒れていた。まだ動けないと言う。このままダメか・・・、そうなるとあのBMW HP2 Megamoto(限定車280万円也)はどうなるのだろうか、と頭によぎる。我がBuell M2 Cycloneをおいて自分が乗って帰るしか無いかなどと考えていたのだ、ハッカーが立ち上がってしまった
。
部屋に戻ってハッカーはそのまま布団に、3人は外の露店風呂に、露天風呂は定員3名と狭い。先客を出るのを待って3人で入る。狭い為か温泉が濃い様に感じた。天井は無く空なのだが曇りのため真っ黒、ここで星でも見えれば言うこと無いの残念。部屋に帰ってテレビで天気予報をチェックして就寝。長野北部は雨のち曇りとなっていた。明日のことは起きてから考えよう。
朝起きると雨は降っていないように思われたが弱い霧雨が降るというより浮かんでいるようだった。朝食は典型的な日本の朝ご飯、ただし納豆が抜けていた。朝食を終え玄関先での記念撮影をして9時に出発、カッパは要らない様だ。出ると直ぐに霧が出て来た。視界は10mくらいしか無い。こうなると先のテールランプを目安に走るしかない。途中ときどき視界が広がると奇麗に紅葉した木々が見える。ひょっとすると紅葉がみごろなのかもしれない。先導のスマイリーには何処かで記念撮影をしようと言ってあったのだが結局霧は晴れることなく草津迄降りてしまった。(これではTouring Photoにならないのですよね。)それと皆さん疲れたのか早く高速に乗って帰りたがっている。草津から長野原町にでてR406から県道を乗り着いて榛名湖にでた。
R406でも黄金の稲穂の中を走らせてもらった。途中でアプリコットがリンゴをお土産に購入、我々も試食にありつけた。榛名湖から真っ直ぐ渋川伊香保ICへ行き関越道に入る。上里SAでそのまま解散。ここまで来ると晴れていて暑いくらい。昼飯前だったので擦り抜けしながら一気に家まで飛ばし2時まえには帰宅、蕎麦を茹でて頂いた。
1日目はほぼ400km、2日目は200kmで合計600kmとちょっと2日目は走り足りない様にも感じたが今回も無事終了しました。