梅雨入り直前の駆け込みツーリング、今年は雨のスタートになった。しかしネットで見ると雨が降っているのは関東のみ目的地の長野は雨は降っていない。関東を抜ければなんとかなるだろうと期待して出発した。関越道練馬の料金所から渋滞、朝から擦り抜けは疲れる。集合場所の高坂SAに着いたがやはり集まりが悪いようだ。集合時間の７時半を過ぎても集まらない。スマイリーからの電話、寝坊したので宿に直行するとのこと、代わりに宿へ直行予定のジュニアが娘さんの運動会が中止になったと駆けつけた。８時近くになっておしげが到着、残るは修ちゃんのみ、家へ電話すると留守電になっているので出ているらしい。携帯は持っていないので連絡をとることが出来ない。電話の一本くらい入れてくれれば良いのだが・・・。８時１５分も過ぎて諦めて出発しようとするころに修ちゃん到着。家の鍵が見つからなかったとのこと。今日は朝から疲れた。

　関越道を北上、藤岡Jctから上信越道に入り進路を西にとる途中横川SAで休憩、改めて１３名で朝のミーティングを行なう。まだカッパは脱げないが天気は回復に向っている。トンネルを抜けて佐久に出るともう雨の心配は無さそう。路面もドライで問題ない。東部湯の丸ICで上信越道を降り旧菅平道路から県道35号に入いる。途中コンビニでカッパを脱ぎ身軽になって走る。県道35号は長野に向って北上する道で峠もありワインディングも楽しめた。

R403に入り今度は南下、聖高原を駆け抜けてスタートの遅れを取り戻し丁度昼時に会長が予約を入れていた大きな水車のある「そば処　さかい」に到着して、いつもの通り蕎麦をいただいた。十割蕎麦なのかつなぎが悪かったが蕎麦の味はしていた。でも少し粉っぽく自分がそば打ちをした時に似ている。天ぷらは美味く頂いた。

　午後の部、今度は県道12号を北上する。晴れていればアルプスを眺めながらワインデングを楽しめる本日のメインルートなのだが、生憎の曇り空アルプスを望むことは出来なかった。眺めは諦めてワインデングを楽しんでいると無線でゲストのDUC749が転けたとの知らせが入った。暫しバイクを止めて待つ丁度「芦ノ尻の道粗神」であった。道粗神に見覚えがあった。かなり前だと思うが走ったことのあるルートだが良く覚えていない。救急車を呼んだので戻るように無線が入ったのでUターンして戻った。大きな見晴らしのよいコーナーでの転倒で景色でも見ていてコーナーに気付きハッとブレーキを握ってしまったのだろう。

バイクはカウリングが破損しているが自走できるので何処かに預けることになった。丁度tintinのしっているお店が近くにあったのでイダテンが運転して預けてきた。DUC749の走りにイダテンはお気に入りの様子だった。救急車も到着してゲストは病院に向いコチョリンが同行した。我々もtintinの知り合いのお店へ、「ママさんシェフのフランス料理」のお店「聖高原TOMATE」で宿泊も出来る。そこへお巡りさんが来てキューレとウルトラが連行されて行った。（きっと何か悪いことをしたのだろう）その間に我々はコーヒーとキッシュを頂いた。ようやくキューレとウルトラが釈放されたので出発することに、かなり時間を費やしてしまった。

　県道12号からR19に出て今度は南下、県道55号に折れ再度北上する。今日のルートは北上、南下を繰り返しながら西へ移動するルートになっているようである。そのまま県道を乗り継いで北上すると今度は山道をどんどん登り始めた。道を間違えていなければ良いのだがと心配していると一気に展望が広がった。鷹狩山山頂とある。標高は1164mとあるのでかなり高い。眼下に広がるのは大町である。晴れていればアルプスの山々が見える筈なのだが残念ながら雲に覆われてしまっている。ここでの収穫は四葉のクローバー、おしげが先に見つけて次から次へと見つけていく、自分もゲットしてちょっと嬉しい気分になれた。

　後は一気に白馬の宿を目指す。忘れずに宿の手前のコンビニで買い出しして宿に到着。宿にはスマイリーが先着していた。なんと車で来ていた。雨なので車にしたのだろうがメンバーからブーイングを浴びていた。宿に着いたら普段はまずビールなのだが遅かったので先に温泉に入った。汗を流してゆっくり入る露店風呂は最高である。ここの湯は美肌の温泉で「スベスベお肌」になった。おじさん達がスベスベお肌になってもあまり意味はなそうに思えるが。そこへスベスベ？のヘッドがやって来た。昨夜テレビで「千と千尋の神隠し」を見たのだがそこに出て来る「坊」にそっくりなので思わず吹き出してしまった。風呂を出る頃に病院に同行していたコチョリンも到着した。温泉を出て夕食の前に先ずは部屋でビールを頂く。喉をゴクゴクビールが入っていく。美味い!!、夕食は創作和食で美味しく頂きました。夕食の後は皆さんお疲れか騒ぐこと無くそれぞれの部屋？で過ごして就寝。