春の絶好のバイク日和、一時は参加者が危ぶまれた月一ツーリングだったが集合場所の蓮田SAに６名のメンバーが集合した。自分としては珍しく集合時間の15分前に着いたのだが既にメンバー５名が待ち構えていた。中には６時前に到着していたメンバーもいたらし（ベーチャンです）。ヘッドも手にサポーターを付けてRC45（きっとN氏から無理矢理奪ったのだろう）で元気に参加してくれた。自分が最後ということで集合時間7:30に出発、一路東北道を北上する。流れはいたって順調、那須高原SAで休憩をとる。
　関東は既に葉桜だが福島に入る当たりから桜の花がまだ残っていた。北上するにつれて花が多くなっていき郡山辺りでは満開になった。郡山JCTから磐越道に入り船引三春ICで高速を下りたがここから三春滝桜への渋滞が始まっていた。そこはイダテン、裏から周り込み渋滞に巻き込まれること無く滝桜に案内してくれた。上手はいるもので三春町の道案内にうまい具合に有料駐車場に入れられてしまい２００円也を徴収されてしまった。町にとっては今日は稼ぎどころなのですね。

　バイクを下りて歩く、裏から滝桜に周り込むことに、滝桜の裏手のソメイヨシノは正に満開だったがお目当ての滝桜は散り始めで、色も少し沈んだ感じ、でもまだまだ観賞に堪えられる優雅さを持っていた。ぐるっと回って正面、やはり他にはない大きさと言うか圧倒する何かがあるようだ。町の演出もあるのだろう滝桜の周りには邪魔するものはなく滝桜を際出させているようだった。桜一本でこれだけの集客をするのだから町に取っては滝桜様々なのだろう。滝桜の後、地蔵桜にも寄ったが滝桜を見てしまっては見劣りしてしまうのは否めない。腹もへっていたのでバイクを降りること無く小野千本桜に向うことになった。途中に蕎麦屋の一軒もあるかと思ったら皆無、花見の頃しか賑わいはなく普段は静かな田舎町なのだろう。

　小野町に向うと直ぐに川岸の桜並木が目に入ってきた。あれ、もう千本桜かと思ったら夏井千本桜の案内板がありまだ先のよう。小野千本桜＝夏井千本桜かどうかは分からないが花見としてにぎわっているのは夏井の千本桜らしい。地図をみると小野にも千本桜と表記してあった。同じ夏井川の両岸に桜が植えられていて変わりはないのが花見をできる場所あるかどうかの違いなのだろう。にぎわう夏井の千本桜に着いて、今度は有料駐車場を逃れてバイクを止めてから桜の下の人ごみを歩く。露店が沢山並んでいる途中食事にありつけなかったので花見の露店でちょっと牛串などを食べたら胃を刺激したのか余計腹が空いてしまった。"花より団子"ならぬ"桜より蕎麦"ということで花見の人ごみを避けてあぜ道でショートカット急いでバイクへ戻った。

　千本桜を後にして食事処を求めてR349を南下するもなかなか見つからない。そもそもお店があるような雰囲気のルートでないのだ。でもしばらく走ると人家が見えてきて手打ち蕎麦の文字が目に入ってきた。道の駅ならぬ「おふくろの駅」なる生産物直売所に食堂があった。中で蕎麦も打っているので期待できそう。１時半を過ぎていたが結構お客も多く、外にテーブルがあったので外で頂くことにした。遠くにまたもや満開の千本桜？が見えた。大盛り蕎麦を注文、そばの香りは少なかったですがコシがあってまあまあの蕎麦でした。

　この後R349からR289に入り進路を東にとり、いわき勿来ICに向った。車はほとんどいなく貸し切り状態、ところどころ波打つ路面もあり少し空を飛ぶこともあったが快適に走れた。車がいないのでGSもいらないということか結局いわき勿来ICまでGSはなく常磐道に入って直ぐに中郷SAで給油することとなった。このあと南下するが間もなく渋滞が始まって擦り抜けで守谷SAに到着、ここで解散となった。
　本日の走行距離は自分のメーターで550km、天気も良く走りを楽しめたせいかそんなに距離を走った感じはしなかった。次回は５／１７（日）の月一ツーリングの予定です。