3G's Touring Photo Album

9月21(月)晴れ 3日目(小佐渡編)

《9/21(月)ルート》

A:高千 旅荘みなと荘
  ↓ R45
B:波蝕甌穴群
  ↓ R45
C:北沢地区施設群
  ↓ 大佐渡スカイライン
D:白雲台
  ↓ 名無し道
  ↓ 両津広域農道ーR350
F:両津
  ↓ K45
G:沢崎鼻
  ↓ K543ー林道
H:宿根木
  ↓ K45
I:真野 エネオス
J:真野 セーブオン
  ↓ K65
B:赤泊
  ↓ K45ーK181
C:小倉峠
  ↓ 小佐渡林道ーK319
  ↓ K45ーR350
D:かもこ観光センター
  ↓ R350ーK45
E:水津 民宿さか 
 


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旅荘 みなと荘

朝からこの品数ボリュームだ。

 イダテンは韋駄天の名の如く朝5時に起きて朝練、これから向う大佐渡スカイラインまで一っ走りで100km走って、朝食7時10分前に戻ってきた。
 朝食も凄い!これだけ食ったら走れるのか?と言いながら食べてしまった。コレステロール値が高いので玉子は遠慮した。
 良く見たら宿の看板には"みなと寿司"とあった。料理が美味い筈です。車庫から車を出してバイクを入れてくれたり、女将さん(まだ若いですよ)は東南アジア系と思われる方なのだが気配りも行き届いてなかなか良かったです。海沿いでは潮風が気にかかるので助かりました。

 
奥が旅荘で手前が食事処です
 
ケーキとヤクルトも

波蝕甌穴群

 宿を出て大佐渡外海の佐渡一周線を今迄とは逆に反時計回りに南下する。道すがら佐渡一周レースを走っているランナーとすれ違う。2日間で佐渡を一周するらしい200kmちょっと、恐れ入る。
 途中波蝕甌穴群にバイクを止めて波の浸食があけた岩盤の穴を探す。いくつか見つけることが出来た。国の天然記念物だ。


昨日バイクを止めたところ、青空だとよかったのだが・・・。稲穂は頭を大きく垂れていた

北沢地区設備群

 相川大佐渡スカイラインの入口にある北沢地区設備群。佐渡は金山だけではない(佐渡金山はこの先にあるが通り過ぎただけ)、佐渡金山と共に日本の世界遺産暫定リストにも登録されている世界遺産候補だ。にも関わらず観光客は数名だけ、観光バスは手前で止まり(多分車内では説明しているのだろう)そのまま通り過ぎて行く(佐渡金山に向うのだろう)。逆に廃虚の静けさを感じることが出来て良かった。
 レンガの建物は発電所だったらしいが今は資料館で当時の写真が展示されいた。

シックナー:泥状の鉱石から水を分離する施設
浮遊選鉱場:採取した鉱石をより分ける設備

 雰囲気は天空の城ラピュタで何処から巨神兵が出て来そうだ。ライトアップの設備もあった。夜はもっと雰囲気をだしてくれそうだ。

大佐渡スカイライン

 下の見える町が相川。大佐渡スカイラインは朝イダテンが先に一っ走りして来て伊豆の椿ラインみたいと言っていたが入りは正にそんな感じだった。
 大佐渡スカイラインの途中から見た相川金銀山のシンボル「道遊の割戸」。江戸時代の人力の露頭堀り跡で長い年月に山を切り崩し、二つに断ち割ったものとか。

大佐渡スカイラインを登りきったところにあるのが白雲台、テラスから佐渡を一望出来る。
イダテンの後方に両津湾と加茂湖が見える、キャメラの後方に見えるのは真野湾だ。
 この後またコンクリートの急坂を下ることになる。

小佐渡 佐渡一周線の日本海

 小佐渡の日本海は外海と違って穏やかだった。車は圧倒的に少なく走っていると対向から前に遭ったライダーと何度かすれ違った。佐渡一周線は良く整備されており新しいトンネルもいくつか遭った。トンネルを抜けるより海岸沿いを入ろうと旧道を進むと行き止まり、地図もナビも通れるように見えるのだが完全に行き止まりになっていた。そんな旧道に2度も遭遇した。入口に通り抜け不可の案内を出しておいて欲しいものですね。

 海の向うに見えるのは本土だ。左に見えるのが角田山、右が多宝山と弥彦山だろう。

小佐渡林道

 小佐渡を南下して最南端の小木海岸に回って真野に向うところで道を間違って余計に一回りしてから真野へ、真野で給油と昼食、昼は夜に備えてセーブオンで軽く済ませた。この後県道65号で小佐渡を横断して赤泊に出た。この県道65号が快適な道で佐渡にもこんなルートがあるのだと驚いた。
 赤泊から今度は佐渡一周線をちょっと北上してから小佐渡林道に入る。今回3本目の林道だ。周りが草に覆われ景色を楽しむことは出来なかったがこんなところにも牛が放牧されていた。小佐渡林道から県道319号で両津湾に出て、時間があったので両津に行ってお土産を購入して今夜の宿のある水津に向った。

分かり難いが後に牛が放牧されています
 

3日目の夕食 旅荘さか

 三日目にカニが出た。小さめで身は物足りなかったが味噌はたっぷりで美味かった。しゃぶり付いてカニを堪能した。焼き魚のヒラメも皮が美味くて骨しか残らなかった。今回は野菜も少しあった。朝に続いて焼き茄子の味噌田楽とキュウリの酢の物とカボチャとジャガイモの煮物、佐渡ではジャガイモまるまる煮込むにが基本の様だ。
 面白かったのが生のツブ貝、爪楊枝で引っ張っても上手く引き出せない。途中で切れてしまう。イダテンはコツを掴んだらしく引き出した。キャメラは最後の一個だけ何とかまるまる引き出せた。そんなこんなでツブ貝を全部食べ終わってから別の客が苦労しているの見て女将さん曰く「あら、茹でてない」だと。他の客はまだ残っていたので茹で直すと言ってもって行った。我々は生でもう食べ終わっていた。刺身で食べられるものだからとか何とか言っていが茹でたツブ貝を出してくれた。少し得した気になった。

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